ワークマン女子に見る“看板”の重要性――リアル店舗で変わるターゲット体験
看板が変われば体験も変わる――ワークマン女子とドン・キホーテの差別化戦略【FMドラマシティ「connect」】
77.6FM「FMドラマシティ」の番組「connect」は、エーデルワイスファームの野崎創さんを司会に、今最も注目されるテーマや話題を深堀りする番組です。僕は「アナザーエディション」というコーナーで隔週出演し、取材や情報収集を通じて得たビジネス・社会の最新動向をお届けしています。
今回取り上げたのは、ワークマン女子の店舗から見えてきた“看板・入り口”の重要性と、ドン・キホーテが進める差別化戦略。リアル店舗における店頭の印象や品揃えの変化が、いかにターゲット体験を左右するのかを掘り下げます。
1. ワークマン女子の店舗が示す“入り口”の変化
ワークマン女子を訪れた際、商品ラインナップ自体は従来のワークマンと大きくは変わらないにもかかわらず、“入口”や“店頭の印象”が全く別物でした。
• YouTubeの影響: キャンプ女子の評価によって女性向けブランドイメージが急上昇
• 商品は同じでも入り口を変える: 価格帯・機能性に一貫性を持ちながら、女性ターゲットを意識した店頭演出
• 新体験の提供: 看板やレイアウトを変えるだけで、新規顧客や既存顧客に別のブランドメッセージを届けられる
この事例は、“もの”の本質が同じでも、どう見せるかでターゲット層や購買意欲が変化するというリアル店舗の醍醐味を如実に示しています。
2. ドン・キホーテが進める差別化と“看板”の考え方
一方、ドン・キホーテの店舗でも、看板を変えるような戦略が進んでいます。
• アピタブランドに“プラス”: 不要な売り場を削ぎ落とし、各店舗ごとに仕入れを担当させるシステム
• スタッフによる値付け: 店舗独自の品揃えと価格設定が、チェーン店でも個性を出す鍵に
• 看板=何を主張するか: リアル店舗では看板や店内演出が“差別化要因”として重要度を増す
ドン・キホーテは“圧縮陳列”などで知られますが、店舗ブランドの変更や品揃えの最適化で、さらなる独自性を追求しているわけです。
3. リアル店舗での“表現”がもたらすターゲット体験
今回の事例から、リアル店舗では“どのように見せるか(看板)”と“どのような商品を並べるか(品揃え)”が、ターゲット体験に大きく影響することがわかります。
• ターゲット層の明確化: ワークマン女子のように“女性目線”を打ち出せば、新規顧客が入りやすい
• ブランドメッセージの一貫性: 機能性や価格帯など核となる部分を保ちつつ、見せ方を変える
• 店舗スタッフの裁量: ドン・キホーテのように、現場が商品や値段を決めることで独自カラーを出す
リアル店舗でしか得られない体験やブランドイメージを巧みに構築し、差別化につなげる戦略が今後ますます求められます。
- 【FMドラマシティ「connect」番組情報】
- • 放送局: 77.6FM「FMドラマシティ」
- • 番組名: connect
- • 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
- • 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
- 北海道を中心に放送していますが、全国どこにいてもPCやスマホで簡単に聴取可能です。
- • スマホアプリ: 「リスラジ」 → 「選局」 → 「776FM FMドラマシティ wonder storage」
- • ウェブサイト: http://listenradio.jp → 「全国のラジオ局 → 北海道 → radio TXT fm dramacity」
- • (PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)
番組の司会・野崎創さんは「メディアは身近なものになったからこそ、発信者がしっかり中身を継続していけるかが大事」と強調。僕は隔週で「アナザーエディション」コーナーに出演中です。
【まとめ】
• ワークマン女子の事例: 商品は同じでも、入り口や看板を変えることでターゲット体験を一新
• ドン・キホーテの差別化戦略: 不要な売り場を排除し、店舗スタッフの裁量で商品選定や値付けを行い、ブランドの個性を引き立てる
• リアル店舗の看板&レイアウト: ターゲットを明確にし、どんなメッセージを伝えるのかが勝負の決め手
今後もリアル店舗はオンラインにはない“体験・発見”の場として進化が期待されます。看板や入り口をどう設計するかが、その店の運命を左右するといっても過言ではない――まさに“看板の多様性”が問われる時代に突入しています。僕も「connect」でこの動きを引き続きウォッチし、皆さんに共有していきます。ぜひお楽しみに。