au PAY マーケット 「ライブTV」で 1万セット突破 商品 も

　auコマース＆ライフは、他の企業に比べて、コンテンツを重視し、スマホ上での顧客体験の向上に注力しているように見受けられる。先日も、自身が運営する「 au PAY マーケット 」アプリ内で、ライブコマースサービス「 ライブTV 」でも1周年記念特別番組を行ったのは記憶に新しい。実はそこで紹介された 商品 『よなよなエール「クラフトビールはじめてセット」』に関して、この企画における販売数が1万セットを突破したと発表した。

　「ライブTV」の1周年記念特別番組は、2020年7月30日に配信された“よなよなエール×ロンドンブーツ1号2号プレゼンツ「ロンブー淳の ほしぞら宴 in 星野リゾート　BEB5軽井沢」”というもの。上記に記した「クラフトビールはじめてセット」は、その中で紹介された。

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　ロンドンブーツ1号2号の田村 淳さん、田村 亮さん、タレントの井口 綾子さん、お笑いトリオ「ニブンノゴ！」の森本 英樹さん、アウトドア芸人 たけだバーベキューさんなどの出演者がクラフトビール「よなよなエール」を片手にさまざまなテーマで語り合い、視聴者の方には飲み会に同席しているような感覚を楽しめるというもので、au PAYマーケットとしても肝煎の企画であった。

そして、その内容はさることながら、結果的に「クラフトビールはじめてセット」は「au PAY マーケット」ビール・ワイン・お酒カテゴリにおいて2020年8月に最も売れた商品となり、改めて、同社のライブコマースにかける意気込みが、実績にも反映された格好だ。

今回、「ライブTV」1周年記念特別番組および、よなよなエール「クラフトビールはじめてセット」の好評を記念し、特別番組の追加配信（本日、2020年9月23日20:00〜）を行う。今回は、大人気製品「僕ビール君ビール」を加えたクラフトビール5種5缶セットを中心に紹介予定である。

また、その番組内ではヤッホーブルーイングのスタッフが「よなよなエール」「水曜日のネコ」「僕ビール君ビール」に合うペアリング料理のご紹介を通じて、よなよなエール「クラフトビールはじめてセット」の楽しみ方を伝える。前回の内容を受けて、より深掘りする形になっている。

よなよなエール「クラフトビールはじめてセット」

ライブ配信でうまく伝わったということでもあるが、この商品の何がそれだけ心を掴んだのか、商品ベースで見てみると下記のような事が挙げられそうだ。

まず、多様で個性的なクラフトビールの世界を一度に楽しめるクラフトビールセットであること。「よなよなエール」をはじめ、軽井沢限定の「軽井沢ビール クラフトザウルス」など、5種類のクラフトビールを飲み比べできる。

柑橘類を思わせる香りとモルトの甘味が口の中に広がる「よなよなエール」。鮮烈で華やかなホップの香りと、パンチの効いた苦味がクセになる「インドの青鬼」。青りんごを思わせる香りとオレンジピールの爽やかな香りですっきりとした飲み口の「水曜日のネコ」など。1缶１缶の個性が異なるクラフトビールの飲み比べをすることができるのは、お客様にとっては贅沢な体験である。

また、初心者でも安心な入門書「クラフトビールのすゝめ」を1冊同梱して、クラフトビールの裾野を広げる狙いも見られる。この辺は、ライブコマースが、同じ価値観を持ったユーザーのコミュニケーションの場という要素を鑑みれば、親和性が高いのではないかと思う。

一方で、ヘビーユーザーに対しても、通好みな軽井沢でしか手に入らない「軽井沢ビール クラフトザウルス」をセットに入れるなどの配慮も。グレープフルーツを思わせる華やかなホップの香り。爽やかな苦みとモルトの甘みがバランスよく、上品でありながら先進的な印象を持つ新しい味わいである。

また、追加で配信される番組内ではヤッホーブルーイングのスタッフが「よなよなエール」「水曜日のネコ」「僕ビール君ビール」に合うペアリング料理の紹介を通じて、よなよなエール「クラフトビールはじめてセット」の楽しみ方を伝える趣向となっており、楽しみ方を伝えるところに価値がある。

そのクラフトビール熱を逃さず、これを機に、また、クラフトビールを起点とするコミュニティが形成されることを祈りたいし、ライブコマースによって生まれる、そうした環境を育み、大事にしてもらいたいと思う。