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エニキャリとセブン-イレブンが手を組む!「7NOW」の配送強化で目指す未来の物流

2024年、ラストマイル物流に新たな一歩が刻まれました。株式会社エニキャリと株式会社セブン-イレブン・ジャパンが連携し、商品お届けサービス「7NOW」の配送強化を実現。エニキャリの配送管理システム「ADMS」とのシステム連携により、迅速な商品配送と利便性向上を目指す取り組みが始まります。本記事では、背景から展望まで、初心者でもわかりやすく解説します。

1. ラストマイル物流とは?便利な「7NOW」が進化する背景

1-1. そもそもラストマイル物流とは?

「ラストマイル物流」とは、商品を最終目的地である消費者の自宅や指定場所まで届ける物流工程のことです。ECの普及や即時配送のニーズ拡大により、効率的なラストマイル物流が重要視されています。

1-2. セブン-イレブンが目指す「7NOW」の拡大

「7NOW」は、セブン-イレブンの商品を最短20分で届けるサービス。専用アプリやWebサイトを通じて簡単に注文でき、飲み物や日用品、焼き立てピザまで自宅に届く利便性が魅力です。2024年度中の全国展開を目指し、より迅速で広範囲な配送体制の構築が課題となっていました。

2. エニキャリの配送管理システム「ADMS」とは?

エニキャリは、シェアリングエコノミーを活用したラストマイル物流のソリューション事業者です。配送管理システム「ADMS」は、複数の配送員やパートナーを最適にマッチングし、効率的に商品を届ける仕組みです。

2-1. システム連携で実現する新たな配送モデル

「7NOW」の注文が入ると、エニキャリの「ADMS」が近隣の配達員や配送パートナーを瞬時にマッチング。これにより、注文から配送までの時間を大幅に短縮します。

2-2. 共同配送パートナー網の活用

エニキャリは、複数業界の配送ネットワークを活用しています。例えば、宅配寿司チェーンや新聞販売店、酒屋の空きリソースを活用し、地域密着型の配送体制を構築。これが「7NOW」の配送強化にも大きく貢献します。

3. 「7NOW」とエニキャリの連携がもたらす3つのメリット

3-1. 配送エリアの拡大

「ADMS」を導入することで、「7NOW」の配送網がさらに広がり、これまで対応できなかった地域にも迅速な商品配送が可能になります。

3-2. 迅速で効率的な配送体制

複数の配送リソースをシステムが自動で管理するため、配送効率が向上し、最短20分というスピード感を実現します。

3-3. 持続可能な物流への貢献

エニキャリの「フィジカルインターネット」構想により、配送効率化で燃料消費量やCO2排出量の削減が期待されます。

4. 未来を見据えた「フィジカルインターネット」とは?

4-1. フィジカルインターネットの概要

「フィジカルインターネット」とは、トラックや倉庫のシェアリングを基盤に、物流の効率化と環境負荷の軽減を目指すシステムです。データ通信の「パケット交換」にヒントを得たもので、輸送手段や物流拠点を柔軟に共有し合うことが特徴です。

4-2. 日本政府も掲げる新物流モデル

日本政府は2040年までにフィジカルインターネットの実現を目指しており、エニキャリはその最前線で物流改革を進めています。

5. 今後の展望――配送強化がもたらす変化

エニキャリは今後も、小売業やEC事業者、運送事業者と協業し、持続可能なラストマイル物流を構築していきます。配送網のさらなる拡大を目指し、地域と連携した効率的な物流体制を提供します。

「7NOW」の全国展開に伴い、配送業界全体に新たな配送モデルが浸透し、ラストマイル物流の課題解決にも寄与するでしょう。

まとめ:エニキャリ×7NOWで物流の未来へ

エニキャリの「ADMS」とセブン-イレブンの「7NOW」が連携したことで、配送エリアの拡大、迅速な配送、環境負荷軽減と、さまざまなメリットが生まれます。ラストマイル物流は今後ますます重要になり、エニキャリのような柔軟で効率的なシステムが鍵を握るでしょう。

フィジカルインターネット構想とともに、持続可能な物流インフラの未来が見え始めています。配送の進化により、私たちの生活はさらに便利で快適なものになるでしょう。

今日はこの辺で。

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