アニメージュとジブリ展 鈴木敏夫の編集者としての顔 宮崎駿との出逢い
松屋銀座は4月15日~5月5日の期間中、『「 アニメージュとジブリ展 」一冊の雑誌からジブリは始まった』を8階イベントスクエアにて開催する。
鈴木敏夫の編集者としての側面
数々のヒット作を手掛けてきたスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏。その “編集者”としての側面に焦点をあてたもので、スタジオジブリの原点を振り返る。鈴木敏夫氏は「アニメージュ」を1978年の創刊から中心となって支えた。同誌は日本初の本格的な商業アニメーション専門誌として、アニメ界には大きな影響を持つ。さらに、 『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』に象徴される日本で最初のアニメブームを盛り上げた一人として彼の行動を追うわけだ。
高畑勲、宮崎駿両監督と運命的な出会い
アニメージュで様々な実験的な試みを行う中で、高畑勲、宮崎駿両監督と運命的な出会いを果たした。中でも、『風の谷のナウシカ』を世に送り出したのは有名な話。そして、編集者でありながらスタジオジブリ誕生への道筋をつくった。
1983年11月号のアニメージュに掲載された構想段階の青色テトを再現したぬいぐるみ。映画『風の谷のナウシカ』のオープニングデザインのタペストリー。展覧会中は、約150点の展覧会オリジナルグッズを販売。
テトにまつわるエピソード他違った側面を
テトは茶色の毛並みで知られている。だが、『風の谷のナウシカ』構想の段階では青色の毛並みで描かれていたのである。そこで今回はアニメージュにちなみ、青色の毛並みのテトを販売する。