スペースマーケットが「Amazon Pay」を導入
スペースのレンタルサービス「スペースマーケット」は、サイト内の決済方法として「Amazon Pay」を新たに導入した。これにより、利用者は自分のAmazonアカウントに登録したクレジットカード情報をそのまま使って、スムーズに支払いができるようになる。
スペースマーケットとは
「スペースマーケット」は、必要な場所(会議室・撮影スタジオ・パーティールームなど)を手軽に借りたい人と、スペースを貸したい人とをマッチングするサービス。
- • 現在、掲載されているスペースは1万2,000件以上
- • 用途はビジネス(会議・テレワークなど)から個人利用(パーティー・撮影・ボードゲームなど)まで幅広い
Amazon Pay導入の意図とメリット
1. 決済のハードルを下げる
- • クレジットカード情報を入力する手間が省ける
- • Amazonアカウントに登録済みの情報を使うため、セキュリティ面でも安心できる
2. 利用者にとっての利便性向上
- • たまにしか使わない利用者でも、追加登録の手間をかけずにスペースを借りやすくなる
- • 気軽にサービスを利用する“きっかけ”づくりになる
3. スペースマーケットの期待
- • Amazon Payの導入によって利用者数を増やし、さらに認知度や利便性を高めたい
- • 実際に、Amazon Pay決済を利用した人を対象としたキャンペーンを実施して、盛り上がりを促進している
キャンペーン概要
• 抽選で100名に5,000円分のAmazonギフト券
スペースマーケットでAmazon Payを使って決済をした方が対象
• 初めてAmazon Payを使った全員に「Amazonポイント300ポイント」を付与
初回利用のハードルを下げ、新規利用者を取り込みたい狙いがうかがえる
Amazon視点の狙い
Amazonにとって「Amazon Pay」が幅広いサービスで利用されるほど、以下のメリットがある。
• Amazonアカウントの利用頻度が高まる
ID情報を常に最新・アクティブに保てる
• 自社小売への波及効果
「Amazon Pay」を使う機会が増えるほど、Amazon本体でのショッピング利用も見込みやすい
結果として、Amazonは小売サービスを中心とした“信頼と利便性”をさらに強化し、圧倒的な地位を保ちたいという戦略があると考えられる。
まとめ
- • スペースマーケットは、気軽に場所を借りたい・貸したい人を結びつける便利なサービス。
- • そこに「Amazon Pay」が導入されたことで、より手軽かつ安心して決済できる環境が整った。
- • キャンペーンによる新規ユーザー獲得や利用促進が期待され、利用者にとってもメリットが大きい。
- • Amazonとしても、決済頻度の拡大により自身のエコシステムを強化できるため、双方にとって“ウィンウィン”の取り組みと言える。
今日はこの辺で。