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Amazon 、30都道府県で 初期設定 が 置き配 に

1.Amazon、30都道府県で「置き配」を初期設定に

Amazonは2020年3月23日より、配送オプション「置き配指定サービス」を、30都道府県(一部地域を除く)で配送方法の初期設定として提供開始した。

これにより、注文時に特別な変更を行わない場合、在宅・不在にかかわらず玄関に商品が届けられることになる。

ただし、利用者が置き配を望まない場合は、注文画面で対面での受け取りを引き続き選択可能となっている。

2.「置き配」標準化の狙い

Amazonが「置き配」を標準化する背景には、以下のようなメリットがあると考えられる。

1. 再配達の削減

• 留守の際の不在票による再配達を減らし、利用者の煩わしさを軽減する。

2. ドライバーの負担軽減

• 再配達の手間を省くことで、配送ドライバーの業務量を減らし、労働環境を改善する。

3. 環境負荷の軽減

• 不要な再配達を減らすことで、二酸化炭素などの排出量を削減し、持続可能な環境づくりに貢献する。

3.利用条件と注意点

3-1.「置き配」を利用できるケース

  • 発送通知メールに「発送業者: Amazon」と表示されている場合に利用可能。
  • • 初期設定では「玄関」が指定されているが、「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」など、他の受け取り場所も選択できる。

3-2.「置き配」を利用できない場合

  • • 指定の配達場所に配達員が立ち入れない、あるいは場所を特定できない場合。
  • • 配達場所が安全ではないなどの事情がある場合。

こうした条件下では置き配指定サービスが利用できず、従来どおりの対面受け取りや他の配送方法が選択される。

4.実証実験で示された効果

4-1.岐阜県多治見市での成果

  • 2019年11月6日~12月5日の1か月間、岐阜県多治見市で「置き配指定を標準とした配送」の実証実験を実施。
  • • 多治見市の利用者約70%が置き配で商品を受け取り、再配達を通常時の約50%削減する成果を得た。

4-2.東京・大阪・名古屋・札幌での実証実験

  • 2020年1月から東京都江東区・文京区・練馬区、大阪府都島区・西淀川区・生野区、愛知県名古屋市、北海道札幌市でも同様の実証実験を実施。
  • • 気象条件や住宅形態が多様な人口密集地域でも、約50%の再配達削減を再度確認した。

5.多様なライフスタイルに対応する「置き配」

「置き配」は、在宅勤務中の作業中断を避けられるなど、在宅時の対応負担を軽減する利点がある。また家を不在にしがちな利用者も、商品を受け取るために在宅する必要がなく、現代の多様なライフスタイルに対応している。

Amazonは、これらの取り組みによりネット通販の新たな配送スタイルが広がる可能性を示している。

6.まとめ

  • • Amazonは、「置き配」を30都道府県で初期設定とし、再配達削減や環境負荷軽減、利用者の利便性向上を目指している。
  • • 岐阜県多治見市などの実証実験では、再配達の約50%削減という有効性が確認されており、今後はより広い地域や他のEC事業者にも波及する可能性がある。
  • • 在宅中の受け取り手間や留守時の不在票問題を解消することで、ネット通販における“当たり前”の受け取りスタイルが大きく変わる転換点となるか注目される。

今日はここまで。今後の動向に注目が集まる。

 

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