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「ローソンとファミリーマート、東北での共同輸送開始 – CO2排出量削減と物流効率化を目指す」

株式会社ローソン(東京都品川区、代表取締役 社長:竹増貞信)と株式会社ファミリーマート(東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、2024年4月11日から東北地方の一部地域でアイスクリームや冷凍食品などの共同輸送を開始します。両社の商品を同じトラックに混載することで、車両台数およびCO2排出量の削減を目指します。この共同輸送は、両社が過去に参加したコンビニエンスストア3社による共同配送実証実験の延長線上にあります。

宮城、岩手から秋田へ

共同輸送は宮城県と岩手県の物流拠点から秋田県の配送拠点への輸送を対象とし、冷凍商品が対象です。具体的には、ファミリーマートの宮城県多賀城市の拠点から出発し、岩手県盛岡市のローソン拠点で商品を積み合わせ、秋田県秋田市でそれぞれの店舗用商品を降ろします。この取り組みにより、1回の輸送あたり56kgのCO2削減が見込まれています。

ローソンは、物流改革を通じて「CO2排出量削減」「ドライバー不足」「各種コストの上昇」に対応しています。

これまでの取り組み

1990年代から常温商品の店舗納品の効率化を進め、2010年代には新商品の発注システムを改善しました。2019年からは店舗到着時間の柔軟化を図る“早着フリー”を導入し、2021年からはAIを活用して配送ルートの最適化を進めています。さらに、2022年には配送センターの移転・統合を実施し、2023年12月からはチルド商品の配送回数を減らし、CO2排出量の削減に成功しました。

2024年4月からは常温商品の配送ダイヤを柔軟化し、トラックの非稼働時間を活用したワタミの宅食商品の配送も開始します。これにより、さらなる効率化と環境負荷の低減を図ります。ローソンは今後も持続可能な供給体制の構築に取り組み、効率化を進めていく方針です。

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