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サンリオとエイベックスで合弁会社 東南アジアでのブランド強化

 サンリオ と エイベックスの100%子会社Avex Asia Pte. Ltd.(以下: エイベックス・アジア )は合弁会社をシンガポールに設立することを合意した。

サンリオ、アジアのライセンスビジネスを強化

サンリオが保有、新規開発するキャラクターライセンスに関して、同合弁会社が東南アジア地域を管轄する。

この背景には何があるのか。サンリオは、海外事業の中でもアジア地域のライセンスビジネス強化を目指している。特にm成長著しい東南アジア地域での営業強化を模索している。

一方、エイベックス・アジアは、日本のコンテンツを総合的に広げていくこと念頭に置いている。アジア地域においてエイベックスの保有するIPのみならず、様々なIPを活用したイベント開催やグッズ販売などのライセンスビジネスを行っていく。

ブランド力とノウハウで相乗効果を図れるサンリオ、エイベックス

合弁会社はの強みをうまく活かし存在。サンリオはキャラクタービジネス経験・ノウハウ、キャラクターブランド力等を活用。エイベックス・アジアは自ら保有するビジネス経験・ノウハウ等を活用していく。

そして、東南アジア地域におけるライセンスビジネスの拡大を狙い、サンリオが保有、新規開発するキャラクターの価値最大化を図り、同地域での両社の事業展開を進めていく。将来的には、エイベックスが保有するIPとサンリオが保有、新規開発するキャラクターのコラボレーションなどの展開も検討している。

  • ■合弁会社の概要(予定)
  • 名称:SANRIO SOUTH EAST ASIA PTE. LTD.
  • (読み:サンリオ サウスイースト アジア)
  • 所在地:3 Fraser Street #05-21, Duo Tower Singapore 189352
  • 代表者の役職・氏名:代表取締役会長: 辻󠄀 朋邦 (サンリオ 代表取締役社長)
  • 代表取締役社長 CEO: 髙橋 俊太(エイベックス・アジア 代表取締役社長)
  • 設立予定:2020年11月2日
  • 営業開始予定:2021年1月
  • 事業内容:東南アジア地域(シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイ)におけるサンリオグループが保有するキャラクターを活用するライセンスビジネス
  • 資本金:2,000,000USドル
  • 株主構成:サンリオ 70%、エイベックス・アジア 30%