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ZOZO ZOZOSUIT 2 を発表 ファッションと革新はまだ続く

 失敗を恐るること無く、未知なるものでも、そのチャレンジする精神に皆、心が高なった。前澤友作さんがZOZOを去って約一年。そんなZOZOイズムは失われていなかった。株式会社 ZOZO は、より精緻な身体3Dモデルの生成を実現する高精度な計測テクノロジーとして、3D計測用ボディースーツ「 ZOZOSUIT 2 」を発表したのだ。

 それに合わせるようにして「ZOZOSUIT 2」の持つ「3D計測テクノロジー」や既に展開中の「ZOZOMAT」の持つ「高精度な足の3Dサイズ計測」を活用し、一緒に、新たなサービスを創出しようという、好奇心旺盛なパートナー企業の募集を行っている。

 記憶に新しい「ZOZOSUIT(以下、旧ZOZOSUITと称する)」であるが、それは、全体に施されたドットマーカーをスマートフォンのカメラで360度撮影することで計測するという当時としては、画期的なものであった。確かに、多くの人の関心を集めたが、それは静かに配布を終了させて、もう終わったのかと思う部分もあった。ただ、彼らは決して諦めたわけでは無く、その進化の時を伺っていたのだ。

 では気になる「ZOZOSUIT 2」の中身である。まず「旧ZOZOSUIT」のデザインと、その計測結果を用いた3Dモデル生成のアルゴリズムを大幅に改善させた。ただ、その一方で基本的な計測方法および計測の手軽さは変えること無く、より精緻な身体の3Dモデル生成を可能としたわけである。

 その精度についてであるが、一般的に、身体のより正確な3Dモデルを生成するには、3Dレーザースキャナー等が必要となるところだが、この「ZOZOSUIT 2」の3D計測結果は、3Dレーザースキャナーの3D計測結果と比較した際に平均誤差が3.7mmとなる精度の高さである。

 実は、かつて旧ZOZOSUITで培ったものは生かされていて、そこで得ることのできた100万件以上の体型データは、現在もZOZOTOWNで展開中の「マルチサイズ」などのサービスで活用されていて、魂はまだそこにある。そして、彼らが、計測解像度のさらなる向上を目指し開発を続けていて、「ZOZOSUIT 2」のようなバージョンアップの時を狙っていたのだと言えよう。

 3D計測用ボディースーツとして、生まれ変わった「ZOZOSUIT 2」の特徴3つを下記に示そう。

①マーカー数が約50倍に増加し、より詳細な体型情報の取得が可能に

 上の写真を見ればわかるが、旧ZOZOSUITと比べてマーカー数を約50倍にしたことで、マーカーの計測解像度も約50倍になっている。スマートフォンのカメラで読み取れる情報量が増加したことで、曲部を含め、より詳細に体型情報を捉えることが可能となった。具体的な数値も示す。

  • <マーカー数の増加>
  • 旧ZOZOSUIT  :約400個
  • ZOZOSUIT 2   :平均*20,000個(約50倍)
  • *スーツのサイズ等によりマーカーの数が異なるため、代表的なサイズの個数を記載

②マーカーのデザイン変更で、認識性が向上

 旧ZOZOSUITでは2mmのドットを認識対象としていたが、ZOZOSUIT 2では、認識対象を6mmのマーカーに変更。これにより、認識性が向上し、スマートフォンのカメラでより多くのマーカー情報をとらえることが可能となったわけだ。

③アルゴリズムの大幅改善で、より精緻な3Dモデル生成が可能に

 撮影中の動きを補正する技術や、輪郭情報を使って3Dデータを最終的に補正する技術等の導入により、身体3Dモデルを生成するアルゴリズムが大幅に改善。より精緻な3Dモデル生成が可能になった。

3Dレーザースキャナーに匹敵する高い精度と手軽さ

 つまり、ZOZOSUIT 2は、3Dレーザースキャナーに匹敵する高い精度と、スマートフォンさえあれば自宅で簡単に身体の3D計測ができる手軽さを兼ね備えている。そこに進化を見た。

 その事実は、より高い精度の計測データが求められるスポーツウェアやアンダーウェア等の開発やサイズ推奨をはじめとして、フィットネスや予防医療、ヘルスケア、ゲーム、エンタメ等、ファッションの枠を超えた、様々な領域における活用が可能となる。だからこそ、その可能性を信じ、彼らによるパートナーの呼びかけへと繋がる。

 かつ、ZOZOSUIT 2とあわせてパートナーを募集する「ZOZOMAT」は、ZOZOMATと3Dレーザースキャナーでそれぞれ生成した3D計測結果の平均誤差が1.4mmとなる、足の3D計測に特化した高精度な計測テクノロジー。

 ZOZOMATの計測者数は配布開始からわずか3ヶ月で100万人を突破しており、計測結果はZOZOTOWNで展開する靴の専門モール「ZOZOSHOES」でのサイズ推奨に活用されている。それも含めて、より精密なテクノロジーの活用を通して、新たなビジネスチャンスを模索しようというわけだ。

 物事、計画通りに、いくものばかりではないし、計画通りでは面白くもない。何もないところに何かを生むのはそれなりのリスクも伴うけど、だからこそ、そのチャレンジ精神は人の心を高鳴らせる。

 恐らく、賛否分かれるところだが、ZOZO SUITで振り上げた拳はまだ掲げ挙げられていたということだ。新たな革新へと続けようとするその姿勢は、いいじゃないか。様々な意見が出ようが、ZOZOの由来の通り、これからも、新たな創造し続ける姿勢は、失われること無く、ZOZOらしく、今も、これからも、我々にワクワクと感動をもたらしてくれることを切に祈る。

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