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TikTok バズる コツ は? TikTokクリエイター白書 に学ぶ

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 TikTokで活躍する人たちは、皆、クリエイターとしての素養が高い。また、意識高い人こそ、成功しやすいロジックもあると思う。 TikTok For Business では、TikTokで活躍する人気クリエイター142人を対象に独自調査を実施。「TikTokクリエイター白書(2020.8)」を発表して、その実態が見えてきた。バズる コツ も見えてくる クリエイターたちから得た納得の調査結果である。

TikTokはバズりやすい?

 TikTokはコンテンツ次第でフォロワーがゼロの状態からでもバズる可能性があるとされている。事実、その点についてTikTokクリエイター達に質問すると確かに「フォロワーが増えやすい」と回答した人が半数を超える。

 なかでもフォロワーが10万人を超えるクリエイターは69.2%と約7割にまで達し、多くのクリエイターがTikTokにおけるフォロワーの増えやすさを実感している。クリエイターはTikTokで投稿することの良さを理解したうえで、上手に活用していると言えるわけだ。

ではなぜ、フォロワーが増えやすいのか?

 理由について考えたい。まずはシンプルに「繋がりがもたらす相乗効果」。クリエイターとしての活動をしていく中で、仲間やファンが増えていき、日常では出会えなかった他のクリエイターとの横の繋がりも広がっていく。なかでもフォロワーが10万人を超えるクリエイターの55.8%が「クリエイター同士のつながりが増えた」と回答している。

 そして、それは他のプラットフォーマーへと派生をしていく。多くのクリエイターは、TikTokを活用し、他のプラットフォームのフォロワーも増やしているとしており、それは下記のデータを見れば分かる。

 そして、思いがけず、TikTokをきっかけに「有名人」となる。10万フォロワー以上のTikTokクリエイターのうち、「街で声をかけられる」という経験があるクリエイターは約2人に1人だと答えている。これまでとは違った形で、有名人になっている現状がここから分かる。

TikTokの制作上の工夫は?

クリエイターがTikTokでバズるために意識しているポイントとして
・冒頭のインパクト
・飽きさせない展開
・オチをつける

が挙げられている。
 フォロワーが10万人を超えるクリエイターになると、ストーリーの展開や強弱に対するこだわりが強くなり、一方、フォロワーが100万人を超えるクリエイターになると、よりたくさんのバズらせるポイントを意識し、上記の3つ以外にも「ユーザーとのコミュニケーション」「真似されやすそうなものを作る」など10個以上の工夫を凝らして動画を作っていることがわかった。

情報はより的確に

 共通して、フォロワー数が多くなってくると、クリエイターはコンテンツに盛り込む情報量を増やす傾向にある。ただ、それは単に情報量を増やすのではなく、「共感ポイント」や「ツッコミポイント」を多く作るということであり、そのことがユーザーとのコミュニケーションを生み出していると考えられる。

 フォロワー数が多いクリエイターほど、コンテンツをたくさん投稿する傾向にある。長く継続するためには、100%満足したコンテンツしか投稿しないということにこだわり過ぎず、たくさん投稿することでバズる確率を上げているのだ。

 調査からは、50万以上のフォロワーがいるクリエイターは個性と流行どちらも重視していることがわかったとTikTok For Business。より多くの人に発見されるため、個性の中に、トレンドを上手く取り入れたコンテンツをたくさん作れるクリエイターほど、フォロワーを増やしている傾向にあると説く。

 以前、TikTokerの成瀬くんとほまれくんにインタビューしたときにも思ったことだが、上位のクリエイターほど、自分なりの戦略があり、それがある故に、実績が伴っていると言えよう。プロフェッショナルである。

参考記事:サンリオコラボを実力で引き寄せたTikToker成瀬&ほまれを直撃

 成瀬くんの言葉が今でも印象に残っているが、彼はTikTokで掴んだ今のポジションを通して、更にクリエイターとして磨きをかけていきたいという話をしていた。ここで活躍する人たちは、皆、クリエイターとしての素養が高い。何かを表現したいという人にとっては、TikTokはまさに誰でも挑戦できて、活躍できる土台で、チャレンジしない手はないと思うのだ。

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