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アニメ 大家さんと僕 2021年は 原作にないオリジナルも

 吉本興業株式会社に所属するカラテカ・矢部太郎さんが、描いた『 大家さんと僕 』。東京・新宿区のはずれの一軒家で、1階に住むおばあちゃんの大家さんとのほのぼのとしてほっこりあたたかな日常を描いた、彼のマンガ家デビュー作である。第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞し、シリーズ累計120万部を突破する押しも押されもせぬ人気漫画となり、アニメ化もされた。 2021年 も新作 アニメ が公開。これまでも、定期的に5話ずつ公開されていたが、第11~15話がNHK総合で3月24日夜11時45分から5話連続で放送されることになった。

 そこに描かれるのは、どこか人間味溢れている。第11話では、僕が、大家さんに頼まれて、ポラロイドカメラで大家さんの私物の写真を撮っていた。玉虫のブローチ、指輪、ネックレスなど数々の品の写真を撮る僕の隣で、大家さんは撮った写真に何か書き添えていて…というストーリー。その話のタイトルは「遺品の整理」。

 第13話には、原作漫画で人気の後輩芸人「のちゃーん」が本人役として登場し、第14話「花火」は原作にはないアニメオリジナルエピソードにした。原作のファンであっても、アニメを見ずにいられない、ここでしか得られない楽しみを盛り込んでいる。

 矢部太郎さんは、「この春も『大家さんと僕』の新作アニメが放送されること、とても嬉しく思います。今回はなんと、アニメオリジナルのお話も作られました。僕と大家さんが花火を見るお話です。原作にはない物語に、僕が一番興奮しています」と嬉しそう。

 見所に関しては、「原作で大家さんの次に人気のキャラ(僕よりも!)である後輩芸人のちゃーんも登場するシーン」を挙げて、「本人自ら声を演じていて……目立ちすぎです」と笑う。

 思えば、シーズン1が放送された昨年3月。「先の見えない不安な夜にアニメ『大家さんと僕』をたくさんの方と観たこと、そしてご感想を頂いたことで、僕自身救われた思いがありました。まだまだ大変な時が続きますが、おやすみ前のひとときに、ご覧になって、大切な誰かのことを思ってもらえたら幸いです」と彼らしいあたたかな言葉で締めた。

 なお、主題歌は、第1~10話に引き続き、数々の名曲を生み出してきた矢野顕子さんが担当。本作品のために書き下ろした『大家さんと僕』は、改めて、矢野顕子さんの描く世界観とピッタリマッチしているし、ゆったりとした時間に奏でるピアノが印象的である。

 何気ない日常に存在する、何気ない人の優しさ、可愛らしさを潜ませた、おばあちゃんの大家さんとのほのぼのとしてほっこりあたたかな生活は、見るものを心をほっこりさせてくれるはずだ。是非、家でみんなで。

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