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	<title>ライセンシー｜世界を借りる側 アーカイブ - 145MAGAZINE</title>
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	<description>ヒットの生まれ方と育て方を考えるメディア。</description>
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	<title>ライセンシー｜世界を借りる側 アーカイブ - 145MAGAZINE</title>
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		<title>キャラクターは、動かせる。──谷川商事が挑む「アニメ×地域」の次なるステージ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 May 2025 07:06:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[【IP】Storyverse –物語から生まれたキャラクターたち]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　かつては「印鑑の会社」として知られた谷川商事。だが、アニメとの連携を通じて独自の地位を築き始めている。『ゆるキャン△』『mono』──山梨を舞台とす [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2025/05/tanikawa-anime-license-strategy/">キャラクターは、動かせる。──谷川商事が挑む「アニメ×地域」の次なるステージ</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#faeff2">　かつては「印鑑の会社」として知られた谷川商事。だが、アニメとの連携を通じて独自の地位を築き始めている。『ゆるキャン△』『mono』──山梨を舞台とする人気作品たちが、単なるコラボレーションを超え、地域経済やファン心理と結びつく瞬間。その裏には、ライセンスを“交渉ごと”としてではなく“共創”のツールとして捉えた谷川商事のしたたかな戦略があった。今日は、谷川商事の代表取締役 谷川 尚さんに話を聞いた。</p>



<p>　この記事では、キャラ業界の常識を覆すローカル企業の視点から、「ライセンスビジネスの面白さ」そのものを紐解いていく。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-印鑑メーカーの逆襲-ひとつから作れる-現場力が生んだキャラ転身"><strong>印鑑メーカーの逆襲──“ひとつから作れる”現場力が生んだキャラ転身</strong></h2>



<p>　谷川商事の挑戦は、ただの「印鑑の進化」ではない。むしろ、印鑑を起点とした“ファンとの接点”の発明だった。</p>



<p>　1999年に登場した“キャラ判子ケース”は、ハローキティで55万個、たれぱんだで25万個を超えるヒット。この実績が、企業のDNAに「キャラクターと一緒に売れる感情をつくる」という発想を根付かせた。</p>



<p>　決め手は、1個から製造できる柔軟性。イベントでの名入れ、聖地での日付入りスタンプ、卒業記念やギフト品まで、あらゆる“特別な瞬間”をカタチにする力がある。普通なら、それもOEMをやれば、それで十分と考えがちだが、それを敢えて、自らキャラクターライセンスをとりにいく事で独自のマーケットを手に入れた。</p>



<p>　改めて、僕はそこに感銘を受けている。つまり、ライセンスにおいてハンコはニッチなカテゴリーであり、また、ハンコ業界において、ライセンスをするのはニッチな仕事である。ニッチを掛け合わせた独自の視点がこの会社を成長させている。</p>



<p>　要するに、谷川商事は“商品を売っている”のではなく、ライセンスにより“感情を刻んでいる”のだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-ゆるキャン-mono-でつくる-新しい地域連動の形"><strong>『ゆるキャン△』『mono』でつくる、新しい地域連動の形</strong></h2>



<p>　アニメ『ゆるキャン△』はキャンプブームを牽引し、『mono』は写真・映像文化をテーマに山梨の週末を描いた。そして谷川商事は、その“作品の中に登場する食べ物や風景”をヒントに、現実の商品を開発するというアプローチで、両作品と見事に共鳴した。</p>



<p>　作中キャラが好きな「ひねり揚げ」や「カレーパン」を、実在の山梨県店舗と連携し商品化。するとファンたちはSNSで報告し合い、週末にはその店に長蛇の列ができる。“アニメの続きを買いに行く”という体験が生まれた。</p>



<p>　谷川商事が凄いのは、この商品開発が“後付け”であること。アニメ内のキャラ設定を読み解き、現地で作れる商品を探し、作中のタイミングに合わせて投入。これはライセンスの消化ではない。<strong>ストーリーの共同演出</strong>である。</p>



<p>　なぜ、これを着想したかと言えば、最初に書いたリラックマの55万個に端を発する。それまでライセンスには無縁だったが、そこに可能性を感じた谷川尚さんは、一気にライセンス取得に舵を切る。すると、結果、先ほどのニッチ×ニッチで、比較的有名なコンテンツのライセンスも取りやすい環境にあった。</p>



<p>　だから、その知見を活かして、更に“ニッチを掛け合わせる”。それが地方というわけだ。地方企業はまして、ライセンスを取りにいくことはない。だから、ライセンスの企業との繋がりを活かして、それらの企業に代わって、ライセンスを取得する。</p>



<p>　しかし、そのコンテンツ力は言わずもがな。多くのファンに支持されており、売れる素地があるから、彼はそれを複数アイテムで束ねて提案するのである。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-このキャラはa型-ひねり揚げ好き-ライセンスは物語の編集だ"><strong>「このキャラはA型。ひねり揚げ好き。」──ライセンスは物語の編集だ</strong></h2>



<p>　キャラクターライセンスと聞くと、契約やロイヤリティばかりが語られる。だが谷川商事は、そこを“編集の道具”として使いこなしている。</p>



<p>　たとえば『mono』のキャラクター設定表には、「霧山アンはひねり揚げが好き」とある。その一文から商品企画が生まれ、山梨の小さなお店が舞台になり、ファンが殺到する。</p>



<p>　この商品開発は“登場人物と一緒に買うもの”を設計する行為だ。ここに先ほどの商品を持ってくるわけだ。しかも、地元企業と一緒に作るから、地域経済にも循環する。そのままではそれ程、脚光を浴びない（失礼！）でも、それが作品の一部の思い出を形成するとなれば、全く違ってくる。</p>



<p>　なんといっても、聖地巡礼と言って、そのアニメの拠点を練り歩くファンは多い。そこの中継地点にこれらの商品を置いた時の爆発力ときたら、、、。</p>



<p>　つまり谷川商事は、「ファンの行動」と「地域の価値」をキャラクターでつなぐ“編集者”として機能している。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-越境ecという-まだ開かれていない扉-筆者の提案"><strong>越境ECという“まだ開かれていない扉”──筆者の提案</strong></h2>



<p>　ここは僕の考えだが、ここまできても、まだポテンシャルが発揮されていないように思う。現状、谷川商事は越境ECを行っていないからだ。しかし、これほどまでにコンテンツの文脈を汲んだ商品開発ができる会社なら、<strong>世界市場は必ず開ける</strong>と確信している。</p>



<p>　アニメはすでにNetflixやPrime Videoを通じて世界に届いている。</p>



<p>関連記事：<a href="https://145magazine.jp/character-market/2025/03/netflix-japanese-anime-global-strategy/">鎖国を破ったのは“黒船”Netflixだった──世界へ羽ばたく日本アニメ、その現在地と未来図</a></p>



<p>　ならば、「アニメと一緒に存在するグッズ」もまた、世界中のファンが欲しているはずだ。それに対して訴求するということの可能性である。</p>



<p>　だが、それ以上に大切なのは、「世界のファンに自社ECの世界観を届ける設計」だ。作品に寄り添った商品設計があるからこそ、サイトも“読ませる場”であるべき。<strong>世界に物を売るのではない。物語を届けるべきだ。</strong></p>



<p>　谷川商事が歩んできたキャラクターの道は、“編集力”を育ててきた証でもある。</p>



<p>　これは、キャラクター業界においては異例だ。谷川商事は「届け方まで設計する」ことで、商品に“愛される力”を宿らせている。</p>



<p>　その結果、ただの食品が「アニメを観ながら食べるべきもの」として定着し、店舗は“体験スポット”になる。そして、それを食べながら観ることが“ファンの証”になる。これは、もう「モノ」ではなく「文化」だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-ファンとの関係を結び直す時">ファンとの関係を結び直す時</h2>



<p>　ライセンスとは、契約書ではなく“共感を育む種”である。</p>



<p>　谷川商事のような企業が、それを現実に変え、地域とファンと物語を結び直す時代が、すでに始まっている。あのキャラクターは売れる、その一点で問屋や卸先を口説いて、コーナー作りをして全国に広げる。そういう動きがある一方で、谷川さんのやり方は、IPの新しい価値の活かし方を抑えている。</p>



<p>　さて、そんな谷川商事さんと、僕らチームメイトは、今まさに「次のステージ」へと歩みを進める。そのステージとは──“越境EC”。まだ開かれていない、新たな扉。そこで僕たちは、海外販売の専門家である「ジグザグ」さんに声をかけた。というのも、僕はこう考えているのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-次のステージへ">次のステージへ</h2>



<p>　アニメはすでに、国境を越えて世界中のファンに届いている。ならば、そのアニメと共鳴して生まれたグッズも、同じように世界へ“届ける価値”があるはずだと。</p>



<p>　その想いを実現するために、まずは土台となるECサイトをしっかりと整える必要がある。集客の知見を持つ「ISSUN」にも協力を仰ぎ、キャラクターとファンとの距離をぐっと近づける設計を進行中である。</p>



<p>　そして、インフラと仕組みが整えば、あとはジグザグのサポートによって、海外のお客様が自然と購入へとつながる流れが生まれます。</p>



<p>　テーマは「キャラクターは世界へ羽ばたけるのか？」。その第一歩を、僕たち自身の目線で記録した動画を公開している。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>▶︎ <a href="https://youtu.be/gozOTU8YK_4?si=K6yt64NMrlhGF5IJ">キャラクターは、世界へ羽ばたくのか？</a></p>
</blockquote>



<p>  “届ける”という行為を、世界規模でどう実現していくのか──その模索の記録である。企業は、常に変化をしていかなければならない。だからこその大事な一歩である。</p>



<p>今日はこの辺で。</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2025/05/tanikawa-anime-license-strategy/">キャラクターは、動かせる。──谷川商事が挑む「アニメ×地域」の次なるステージ</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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		<title>キャラクター作りの本質─初心者から学べる、世界観とビジネス設計の教科書</title>
		<link>https://145magazine.jp/character-market/2025/04/character-creation-guide/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=character-creation-guide</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 23 Apr 2025 08:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンサー｜世界を作る側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[DEEP DIVE: 奥深きキャラクターの背景]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　キャラクターとは、ただ絵を描くだけでは生まれない。 世界観を持ち、人の心に寄り添い、共感を呼び起こす存在だ。 この読み物では、キャラクターを生きた存 [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2025/04/character-creation-guide/">キャラクター作りの本質─初心者から学べる、世界観とビジネス設計の教科書</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#fde8ed">　キャラクターとは、ただ絵を描くだけでは生まれない。 世界観を持ち、人の心に寄り添い、共感を呼び起こす存在だ。 この読み物では、キャラクターを生きた存在にするための「本質的な思考法」を、教科書のようにわかりやすくひもといていく。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h1 class="wp-block-heading" id="h-目次">目次</h1>



<ul class="wp-block-list">
<li>1.<strong>キャラクター作りの出発点～個別表現から商品へ</strong></li>



<li>2.<strong>ライセンスビジネスの基本構造～ライセンサーとライセンシー</strong></li>



<li>3.<strong>4つの「バース」でキャラクター戦略を立てる</strong></li>



<li>4.<strong>世界観を生むために必要なこと～共感、体験、ストーリー</strong></li>



<li>5.<strong>変わるものと変わらないもの～キャラクターに込める哲学</strong></li>
</ul>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-1-キャラクター作りの出発点-個別表現から商品へ">1. キャラクター作りの出発点～個別表現から商品へ</h2>



<p>　ほとんどの人が初めに陥るのは、自分の「個別表現」で満足してしまうことだ。 絵を描くこと自体は素晴らしいが、商品化に至らなければ世界に派遣することはできない。</p>



<p>「人が欲しい」と思う、「手に取りたくなる」。 そのレベルまで到達して初めて、キャラクターは「生きた存在」になる。</p>



<p>　キャラクターを生かす、その計画性が出発点になる。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-2-ライセンスビジネスの基本構造-ライセンサーとライセンシー">2. ライセンスビジネスの基本構造～ライセンサーとライセンシー</h2>



<p>　キャラクタービジネスは、「ライセンサー（権利を持つ側）」と「ライセンシー（権利を使う側）」の二者で構成される。</p>



<p>　自分の作ったキャラクターを、他者に使わせるためには、権利を明確にし、計画的に運用することが必要だ。</p>



<p>　ただ創り出すだけでは、ブランドを保護することも、世界観を残すこともできない。 事前に計画し、ビジュアル化を意識したプロデュースを行うことが、必ず最初のプロセスになる。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-3-4つの-バース-でキャラクター戦略を立てる">3. 4つの「バース」でキャラクター戦略を立てる</h2>



<p>　僕の編み出した用語で申し訳ないが、キャラクターは、大きく分けて次の4つのカテゴリーに分類できる：</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>ストーリーバース</strong>：映画、アニメ、漫画など。例：機動戦士ガンダム</li>



<li><strong>Zakkaバース</strong>：ギフト用品や日常品から人気を得る。例：ハローキティ</li>



<li><strong>バズバース</strong>：SNSで拡散され、急速にブレイク。例：あさみみちゃん</li>



<li><strong>ゲームバース</strong>：ゲーム内で自分が操作し、関与を持つ。例：スーパーマリオ</li>
</ul>



<p>　どのカテゴリーにフィットさせるかによって、計画も言語化も変わる。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-4-世界観を生むために必要なこと-共感-体験-ストーリー">4. 世界観を生むために必要なこと～共感、体験、ストーリー</h2>



<p>　キャラクターが生きるのは、「可愛さ」だけではない。 その背後に、人の心に寄り添う「共感」や「体験」があるかどうかで決まる。</p>



<p>　その点、僕は、先ほどのカテゴリー分けをしておくことで、その理解をしやすくしたまでだ。</p>



<p>　例えば、ストーリーバースはアニメや漫画など、ストーリーに魅せられて、ファンが生まれる。だからその物語性が売りになって、商品が売れていく。逆に言えば、これらは映画やアニメの新作が出るたびにブレイクする反面、それ以外の時はやや売り上げも低調になりがち。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#f3e6ff">参考：<a href="https://145magazine.jp/character-market/2025/03/netflix-japanese-anime-global-strategy/">鎖国を破ったのは“黒船”Netflixだった──世界へ羽ばたく日本アニメ、その現在地と未来図</a></p>



<p>　また、Zakkaバースは、雑貨についていることで、価値が生まれる。そもそも、サンリオが「ギフト」を通じて人と人を繋い、ストーリーを持たせたように。彼らは直営店を持ち、その拠点を作ることでその場所を作り、またその接点を大事に、「いちご新聞」を発行した。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#f7efff">参考：<a href="https://145magazine.jp/character-market/2022/01/learn-from-the-sanrio-exhibition-a-60-year-history-of-pioneering-the-times/">サンリオ “先駆け”60年の歴史 かわいいの功績</a></p>



<p>　Buzzバースは言うまでもなく、SNSなどを起点にブレイクするもの。例えば、XやInstagramで４コマ漫画を描き続けることで、結果、ストーリーバースの様な要素を得て、ファンとなる場合がある。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#f7efff">参考：<a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/08/phantombaby-character-story/">「ありがとう」が生まれるキャラクター〜『ファントムベイビー』が描く、猫と人とのあたたかい物語〜</a></p>



<p> 　あるいは、あさみみちゃんは、TikTokという動画の上で感情を抱きしめた。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#f5edfd">参考：<a href="https://145magazine.jp/character-market/2022/06/adabitos-story-of-finding-success-on-tiktok/">あさみみちゃんを応援したいのには理由がある TikTokで成功を掴むアダビトの話</a></p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-5-変わるものと変わらないもの-キャラクターに込める哲学">5. 変わるものと変わらないもの～キャラクターに込める哲学</h2>



<p>　つまり、「なぜ、そのキャラクターがそこにいるのか」を、自分で説明できるようにならねばならない。</p>



<p>　特に、時代を象徴するのは、4個目のゲームバース。ゲームをすることで愛着が湧く？そんな単純な話ではない。見るべきはそこではなく、そのプレイヤーは自分自身だということ。スーパーマリオにしてもそうだけど、マリオをプレイしているのは自分自身である。</p>



<p>　つまり、プレイするから思い入れが深くなる。それも、Nintendo Switchに限った話ではないということに気づけるだろうか。例えば、ピクミンという人気ゲームがある。けれど、そこから派生して、Pikumin Bloomなんてアプリがある。</p>



<p>　歩いた距離で、ピクミンが育つ。つまり、本質的には自分が主役で感情移入しやすい。</p>



<p>　カテゴリーごとにそれぞれその切り口の強みを活かす【シーン】があって、ここに生身の人間との相性が生まれるということなのである。ここに共感が生まれるのだ。</p>



<p>　それを踏まえた上でどうしようということになる。けれど、肩に力を入れる必要はない。確かに、時代は変わる。しかし、人の根深い感情（恋、喜び、悲しみ）は変わらないのだ。</p>



<p>　これを理解し、キャラクターの設計に込むことが必要だ。</p>



<p> 　例えば、知る人ぞ知る（笑）僕がディレクションした「ラブサイン」もそう。僕はそのコンテンツに恋という普遍を持ち込んだ。ここと時代との折り合い次第では本当にブレイクする。</p>



<p>　SNS時代に最適化しながら、本質を失わなかった「スケータージョン」の例もそうだ。</p>



<p class="has-background" style="background-color:#f5eaff">参考：<a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/09/skaterjohn-nft-success/">“キャラクター×NFT”で自分の道を切り拓く──「スケータージョン」作者・しばちゃんの飛躍の理由</a></p>



<h1 class="wp-block-heading">おわりに</h1>



<p>　いくら時代に合わせたとしても、本質を失わない。これが、本当に人の心に残るキャラクターを生み出す、最大の秘訣である。僕はそう考えていて、勿論、失敗もあるけど、それを肝に銘じてやり続ければ、ヒットに巡り会えるに違いない。</p>



<p>　キャラクターを作るということは、単に絵を生むことではない。 世界観を作り、人と人を繋ぐ、一緒に次の未来をそのキャラクターと見つめることなのである。</p>



<p>　何度も言う。</p>



<p>「可愛い」だけでは不十分。</p>



<p>　何が人の心を捧え、動かすのか。 そこまで思考を適用させ、初めて、本当の意味で「キャラクターを作る」と言える。今、ここに読んでくれた人が、その一歩を踏み出してくれることを心から願って。</p>



<p>　今日はこの辺で。</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2025/04/character-creation-guide/">キャラクター作りの本質─初心者から学べる、世界観とビジネス設計の教科書</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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		<item>
		<title>お客様の声と蓄積してきた過去のレシピの上に成り立つ高い商品力「トムとジェリー」2025年おせち</title>
		<link>https://145magazine.jp/character-market/2024/08/high-product-power-built-on-customer-feedback-and-accumulated-past-recipes-tom-and-jerry-2025-new-years-osechi/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=high-product-power-built-on-customer-feedback-and-accumulated-past-recipes-tom-and-jerry-2025-new-years-osechi</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 20 Aug 2024 14:26:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[【IP】Storyverse –物語から生まれたキャラクターたち]]></category>
		<category><![CDATA[DEEP DIVE: 奥深きキャラクターの背景]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　これまで数多く、キャラクターグッズを見てきた。ただ、その一方、そこでヒットを飛ばすのが並大抵ではできないのは、キャラクターの世界観を尊重しつつも一方 [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/08/high-product-power-built-on-customer-feedback-and-accumulated-past-recipes-tom-and-jerry-2025-new-years-osechi/">お客様の声と蓄積してきた過去のレシピの上に成り立つ高い商品力「トムとジェリー」2025年おせち</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#feedf1">　これまで数多く、キャラクターグッズを見てきた。ただ、その一方、そこでヒットを飛ばすのが並大抵ではできないのは、キャラクターの世界観を尊重しつつも一方で、ファンでありお客様の期待に答えなければならないからだ。その課題に対して、千趣会は自らの立ち位置を上手に活かして、お客様目線を大事に、相応しい商品開発を行なっており、納得した。僕は、この日、千趣会が運営する「ベルメゾン」における「トムとジェリー」のおせちの試食会に参加して、いくつかのそれらの料理を食べながら、痛感したのである。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-キャラクターグッズとは親和性も高い">キャラクターグッズとは親和性も高い</h2>



<p>　キャラクターグッズといっても、キャラがついていればいいというわけではない。キャラの魅力を最大化させる商品作りは、個々の企業にあるはず。だから、千趣会で言えばそれはなんだろう。そう思った次第。それを探究していく前に、こちらを見てほしい。これがトムとジェリーのおせちである。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" fetchpriority="high" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240802.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-50949" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240802.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240802.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240802.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240802.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　おせち自体は、二段重ねで、そのデザイン性にも惹かれる。リアリティを追求しつつも、味も徹底している。味については、試食用に数種類だけ、いただいたもので紹介していくことにしよう。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-一つ一つに光るこだわり">一つ一つに光るこだわり</h2>



<p>　まず、まんじゅうの形状になったジェリーの愛らしさにニヤリ。中身には餡子がしっかり入っていて、ボリューム満点。</p>



<p>　左上は鶏肉。味噌風味の赤ワインのソースであえていて、コクがある。わかりづらいかもしれないが、上にはトムの表情をあしらったチーズが乗っている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240803.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-50957" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240803.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240803.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240803.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240803.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　左下の三色団子を何気なく手に取ると、「全部、キャラクターが違うんですよ？」と声をかけられた。おおおっっ！確かに、トムとジェリーとタフィーである。下にあるのが黒豆で甘さ控えめなのが良い。</p>



<p>　個人的には、ジェリーのまんじゅう上にある「ずんだ魚卵和え」がお気に入り。魚卵がダイス状（サイコロ型）になっており、その中に枝豆を閉じ込めた。食感はコリコリしており、マヨネーズ風のドレッシングで和えることで、さっぱりとした味わい。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-ベルメゾンの強みを活かしてトムとジェリーの個性が光る">ベルメゾンの強みを活かしてトムとジェリーの個性が光る</h2>



<p>　ここで最初の話に戻ってくるけど、では、これのどこに千趣会たる所以があるのだろう。</p>



<p>　この日、説明してくれたグランドジェネレーションユニットの呉理絵さんによれば、「今までの積み重ね」と語る。おせちを手がけたのは今に始まった事ではない。</p>



<p>　これまでの間に、様々な食材を使う過程で、あらゆる仕入れ元との接点を持つに至った。その土台を生かして、それを活かす為の料理の工夫がある。彼らにとってはそれが他にはない財産。そのうちのどの要素が、キャラクターの魅力を演出する相応しいかを検討。おせちの持つ雰囲気との調和を意識して、完成度を高めたというのだ。</p>



<p>　そして、何より、これは彼らの強さだと思わされたのは、キャラクターユニットの土野池 美里さんの言葉である。</p>



<p>　「私たちは、お客様との定期的な交流を大事にしている」と。</p>



<p>　だから、この会見の日も「トムとジェリー」が大好きだという「ベルメゾン」ユーザーを集めて、商品の披露会をやるという。要するに、直接コミュニケーションを取ることで、ファンとなる人の人物像がわかっているので、商品に反映がしやすいというわけである。</p>



<p>　それだけではない。日頃、オンラインインタビューで、部屋の要素なども見せてもらっている。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-お客様と共に歩む中で-相応しい商品へ">お客様と共に歩む中で、相応しい商品へ</h2>



<p>　つまり、彼らは「ベルメゾンネット」という通販サイトを持ちながら、同時にそこで扱う商品を手掛けているメーカーである。つまり、お客様が見えているからこそ、その一つ一つの声が、商品アイデアのヒントになる。実は、この日、おせち以外にも、抱き枕が発表されている。</p>



<p>　遠巻きで申し訳ないが、確かにこれはかわいい。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240805.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-50960" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240805.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240805.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240805.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/08/tom240805.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　呉さんと土野池さん、共通して、トムとジェリーは家の中で、その物語が展開されるから、見る人たちにとって、イメージしやすく親近感を抱きやすい。ありえない光景でも、ありそう。誰でも想像できそうな世界がこの「トムとジェリー」の真骨頂。</p>



<p>　まさに、これまで「ベルメゾン」は主婦層を軸に、家の中を軸にするライフスタイルでの商品開発が充実しており、親和性が高い。</p>



<p>　だから、ライセンス元も安心なのだ。自分たちの世界観を活かしながら、売る相手も見えて、現に喜ばれるサイクルが続いている。「トムとジェリー」の版権管理を行うワーナーブラザーズとは2021年から、商品開発を行っていて、息はピッタリ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-85周年の記念の年も息がピッタリ">85周年の記念の年も息がピッタリ</h2>



<p>　今年は特に、85周年のアニバーサリーイヤーということで、気合いの程がうかがえる。ゆえに、2024年2月2日から、85周年イヤー特別アートを用いたアイテムを展開してきた。存分に、商品開発力を発揮して、トムとジェリーのポテンシャルを最大限まで引き上げてきたわけだ。</p>



<p>　だから、まわりまわって、このおせちも大事なそのイヤーを彩るアイテムである。彼らがこうやって、その思いをおせちを通して、強く語る理由は、この商品は開発だけでも一年かけているから。つまり、去年の発表の時点から、今年の商品開発は始まっていて、やっとの思いでできた商品でもある。</p>



<p>　要するに、彼らの強みは、通販を通してお客様と交流を図れること。だからこそ、それをトムとジェリーのファンだけを切り出して、商品開発にも打ち込め、それらの声を反映するだけの材料を持っている。期待を超えるおせちを作り続けられる所以だ。</p>



<p>　お客様と築いてきた関係性の上に、味も見栄えも工夫とともに、商品力がある。それらは「トムとジェリー」というコンテンツの力によって最大化されたわけである。その逆も然り。さあ、2025年の年明けも楽しくなりそうだ。</p>



<p>　今日はこの辺で。<br>TOM ANS JERRY and all related characters and elements©&amp; Turner Entertainment Co. WB SHIELD©&amp; WBEI.  </p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/08/high-product-power-built-on-customer-feedback-and-accumulated-past-recipes-tom-and-jerry-2025-new-years-osechi/">お客様の声と蓄積してきた過去のレシピの上に成り立つ高い商品力「トムとジェリー」2025年おせち</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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		<title>日本企業の力はこの程度では終わらない IPを世界に轟かせ企業価値を底上げする NKT3 林 哲煥さん</title>
		<link>https://145magazine.jp/character-market/2024/07/making-ips-world-renowned-and-raising-corporate-value-nkt3-mr-imu/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=making-ips-world-renowned-and-raising-corporate-value-nkt3-mr-imu</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 14 Jul 2024 22:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[事業化のリアル｜HERO insight —アイデアを持続可能なビジネスへ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　日本はゼロから一を生み出すことには長けている。けれど、1から100にしていくのは苦手で、その証拠は、時価総額ランキングをみればわかる。日本の名だたる [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/07/making-ips-world-renowned-and-raising-corporate-value-nkt3-mr-imu/">日本企業の力はこの程度では終わらない IPを世界に轟かせ企業価値を底上げする NKT3 林 哲煥さん</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#fbe6eb">　日本はゼロから一を生み出すことには長けている。けれど、1から100にしていくのは苦手で、その証拠は、時価総額ランキングをみればわかる。日本の名だたる大企業が束でかかっても、海外の企業一社にかなわない。僕が知り合ったNKT３のファウンダーにしてCEOの林 哲煥さんと話していて、それを痛感した。そして、その原因は、日本独特の閉鎖的な風習にあるからこそ、林さんは自らの強みを活かして、そこを打破しようと考えている。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-一人の人間としてできること">一人の人間としてできること</h2>



<p>　そもそも、彼のこれまでの経歴を見てみると、元々、ゲーム会社にいた。そこで彼は何をしたかというと、自ら韓国出身であることを強みに、その開発力をグローバルに提案して、最大化してきたわけである。ある意味、他の社員とは違った動きをしていたことで、彼独自のネットワークが築かれることによって、その強みに磨きがかかったわけだ。</p>



<p>　それこそ、全身全霊でそのゲーム会社の価値向上に努めてきた。けれど、最初から決めていることがあった。それが、55歳を境目に、そこからは一人の人間として、会社の枠組みにとらわれることなく、自由に自分らしく、ビジネスをしていこうということだった。</p>



<p>　まさに、NKT３という会社を立ち上げたのは、そういうことであって、そこで彼は思う。自分の強みは、自ら切り開いて、つながってきたネットワークにある。そのつながりによって過去と違う形で課題解決できることがあるのではないか。そう考えるようになって今の動きにつながる。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-真価を発揮していない日本のip">真価を発揮していない日本のIP</h2>



<p>　彼が着目したのがIP（知的所有権）である。わかりやすく言えば、アニメ、漫画などのコンテンツに関わることである。それまで、ゲーム会社にいたから、基本的には、それらのコンテンツを「受け入れる」側の立場であった。ただ、そこで知見を得たことで、気付かされたのは、日本のコンテンツが素晴らしいのに、その価値を生かしきれていないということであった。</p>



<p> 　そして、冒頭の話になる。ゼロから1は生み出しているのに、1から100にできていない。だから、日本は遅れをとっていると。</p>



<p>　そこで、ライセンスを「受けいれる側」ではなく、その逆、ライセンスアウトする側に立つことで役に立てるのではないかと考えるようになった。</p>



<p>　そもそも、日本のコンテンツに関わる企業において、どことは言わないが、ディズニーを凌駕している企業はあるだろうか。そういうことなのである。日本のアニメなどの制作力は極めて高い。そうでありながら、それが、生み出して終わりではない。それを100にも、1000にもしていってこそ、それらの価値を生み出した意味がある。なのに、そこで立ち止まっているのである。</p>



<p>　そこにはある種、閉鎖的な日本の文化があるからではないかと、林さんも暗にそれを明らかにする。例えば、大手のコンテンツ企業においても、国内外問わず、問い合わせをしても、結果、実らないことが少なくない。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-企業のトップにダイレクトに価値を伝える">企業のトップにダイレクトに価値を伝える</h2>



<p>　そもそも問い合わせをしたところで、トップまでその話がいくことない。色々な思惑が交錯して、結局、面倒になり、安全牌を取って、途中で止まってしまう。そのようなことが少なくない。</p>



<p>　その点、幸いにして、林さんにはトップとのつながりがある。余計な吟味を重ねることなく、必要な価値をそのまま、ダイレクトにトップに話をする。そうすることで、かえって、話がまとまる。確かに、色々な人間が介在し、さまざまな見解を途中に挟むほど、ことの本質がぶれてしまう。その方が適切なこともある。今まで得てきた信用の賜物だ。</p>



<p>　結果、彼は数多く、海外の企業ともやりとりをしてきた知見を、今度は別の形で活かす。単身でそういうライセンス元（コンテンツホルダー）側の人と交渉をして、そのコンテンツを海外に持ち込んでいく。</p>



<p>　彼は元々、ゲーム会社にいたこともあり、海外のゲーム会社とも接点がある。だから、そのライセンス元になりかわって、それらのゲーム会社に、日本の有力コンテンツとのコラボを、持ちかけるわけである。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-海外のゲーム企業も-日本の権利元もウィンウィン">海外のゲーム企業も、日本の権利元もウィンウィン</h2>



<p>　これは聞けば聞くほど、よくできている。海外のゲーム企業は、例えば、スマホのゲーム然り、継続的な利用が必要とされている。ただ同じものを配信しただけではユーザーに飽きが来るから、そこでコラボ企画が必要となるわけである。</p>



<p>　そこに、林さんは日本のコンテンツを持ち込むから歓迎される。それができなかったのは、これまで両者にあった言語や文化、考え方の壁があるから。林さんはその点を踏まえて、どういう段取りで、どういう趣旨で提案すればいいかがわかっている。だから、その間に入って、その両者の連携が実る機会が増加する。</p>



<p>　いうまでもなく、ライセンス元は基本、自らの権利を提供することに終始する。どちらかと言えば、大元のコンテンツであるアニメなどの価値を向上させて、それを再現できるクオリティは何かをライセンスの中で考えることが主である。だから、どうしてもやや複雑になりがちな海外企業との交渉は手薄になる。</p>



<p>　また、海外のゲーム企業においても、日本のコンテンツマーケットに対してその扉を開けづらかった。まずは接点がないのと、閉鎖的とも言える日本の環境で、ちゃんと向き合った議論ができなかったわけだ。</p>



<p>　この両者の懸念材料が、海外進出の機会損失となっていたから、それを打破する役目を林さんが買って出たことがどれだけ大きいかがお分かりいただけるだろう。そこに門戸を開いた。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-日本のipが世界に羽ばたき-1から100へ">日本のIPが世界に羽ばたき、1から100へ</h2>



<p>　日本のコンテンツ力は極めて高い。だから、結果、一度、実れば、億単位のビジネスになるので、企業にとってはものすごく大きい。</p>



<p>　実際、林さんの働きかけで情勢は変わった。日本のコンテンツは、それが海外のゲームでコラボされるたび、その反響は大きく、巨額の富を生むことになる。何より大きいのは、現地にも収益を生み出しつつ、コンテンツの裾野を世界に広げることができるということだ。</p>



<p>　そして、強力なコンテンツはボーダレスな中を泳いで、さらに強力に進化していく。だから、自ずと、最初は自ら交渉をかけていた林さんの状況も変わる。「うちもやってもらえないか」という声が殺到するわけで、自らのネットワークは更に広がる。</p>



<p>　ことほど左様に、日本の可能性は限定的なところで発揮されているに過ぎない。日本は真剣に世界を一つにして、彼のような声を受け入れてでも、その価値を最大化していくべき時に来ている。</p>



<p>　そして彼の人生にも学びがあると思います。</p>



<p>　彼が心機一転、それまでの人生で培ってきたものは、そのまま一つの会社で使いこなしていたら、この広がりはなかった。一人一人の人生の積み重ねが、一企業という枠組みにとらわれず活用される。それでこれだけの発展を見るなら、活かすのが筋であろう。そして、それを最大化させる世の中であることが重要だ。日本よ、型にとらわれず世界に羽ばたこう。</p>



<p>　今日はこの辺で。</p>



<p>　</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/07/making-ips-world-renowned-and-raising-corporate-value-nkt3-mr-imu/">日本企業の力はこの程度では終わらない IPを世界に轟かせ企業価値を底上げする NKT3 林 哲煥さん</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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		<title>Disneyの“魔法”に魅せられ笑顔いっぱい 南明奈も太鼓判を“推す” 銀座三越 Disney THE MARKET</title>
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		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 Mar 2024 04:45:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[【Fancy】ディズニー]]></category>
		<category><![CDATA[【IP】Storyverse –物語から生まれたキャラクターたち]]></category>
		<category><![CDATA[【Product】雑貨・小物]]></category>
		<category><![CDATA[DEEP DIVE: 潜入イベントレポ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　かくもこうして、人って笑顔になるんだなぁ。そう思いながら、タレントで俳優の南明奈さんの話を聞いて思った。僕が駆けつけた場所は、銀座三越である。そこに [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/03/disney-the-market/">Disneyの“魔法”に魅せられ笑顔いっぱい 南明奈も太鼓判を“推す” 銀座三越 Disney THE MARKET</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#fbe9ee">　かくもこうして、人って笑顔になるんだなぁ。そう思いながら、タレントで俳優の南明奈さんの話を聞いて思った。僕が駆けつけた場所は、銀座三越である。そこに南さんがいた理由は、Disney THE MARKETというイベントが行われているからだ。彼女もまたDisneyによって彩られた人生であり、それを語るとともに、同イベントでお仕事としても、少し関わりを持てたことを心から喜んだ。やっぱり、このポップアップ然り、Disneyのまわりには、幸せな空気が漂う。©︎Disney</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-魔法をテーマにdisneyへと誘う">魔法をテーマにDisneyへと誘う</h2>



<p>　そもそも、Disney THE MARKETってなに？そういう話になるが、シンプルに言って、Disneyの今を表現するポップアップストアだ。今を謳歌する人たちの日常がもっと豊かになるようにと、考えられた商品群。それは、例えば、MOUSSYとのコラボ商品であったり、その時代の感性に、マッチするディレクションで、ファンたちを熱狂させる。</p>



<p>　集めた商品点数は、3000点にも及ぶ。また、同イベント限定の商品も、100種類以上ある。ファン垂涎の商品も少なくなく、今回のイベントでメインとなる商品では、主に「魔法」に焦点が当てられている。</p>



<p>　個人的な思いが入って、恐縮だが、ディズニーと魔法の関わりは歴史が古い。ディズニー初期の映画「ファンタジア」で、オーケストラを使い、音楽性を重んじた画期的な視点が取り入れる中、「魔法使いの弟子」で主役を務めたのがミッキー。</p>



<p>　この売り場の写真がそうであるように、奏でるようなミッキーの仕草は、心に染み入る。その後、リマスター版でも出ているから、そうした装いのミッキーは、多くの人にとって馴染み深いものでもある。これらは「ネオン」というシリーズである。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240302.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-47232" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240302.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240302.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240302.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240302.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-デザイン性に今らしさがある">デザイン性に今らしさがある</h2>



<p>　特に、プレミアムビーズコレクションなどは、三越伊勢丹の先行販売。写真の通り、一人限定３点までと書いてあるのに、開店からまもなく棚は空になっていた。熱狂ぶりが窺えるだろう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240342.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-47253" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240342.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240342.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240342.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240342.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　カラーリングを含めて、可愛らしく、心が躍るものばかり。僕が一番、惹かれた（メンズだが（苦笑））のが、こちら。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240341.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-47250" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240341.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240341.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240341.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240341.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　ディズニープリンセスの仕草と表情が実に乙女チックで、キュートで可憐である。しかも、デザインに少し遊び心があって、そこにもグッとくる。例えば、トートバッグやTシャツなどでは、こう。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240303.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-47233" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240303.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240303.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240303.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240303.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　令和の時代にありながら、このデザイン。フォント使いなど、レトロを感じさせるところがまた、逆にトレンドを押さえている。どう？かわいいでしょ？そう言わんばかりのサービス精神。今に活きるDisneyのポテンシャルを、フルに引き出すデザインである。</p>



<p>　ファンと作り手による永遠の追いかけっこは、期待に応える商品のクオリティによってもたらされるのだ。ちなみに受注販売となるが、393,800円の額縁入りFantasia Dreamなど、高価なものも存在していて、なかでも、こちらの165,000円のビッグマグには驚いた。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240343.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-47255" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240343.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240343.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240343.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney-ginza240343.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-ディズニーはいつもそばに-南明奈さん">ディズニーはいつもそばに 南明奈さん</h2>



<p>　改めて、そのグッズからもたらされる幸福感を感じていただけたのではないか。共通するのは、人を笑顔にし、心を豊かにすること。</p>



<p>　それは、冒頭で書いた通り、南明奈さんの言葉にも通じている。実際、彼女がここに来たのは、期間中、イベントに関する館内アナウンスをするなどして、関わりを持っているから。でも、お仕事であるからというより、心から、このイベントに関われていることを喜んでいる。その理由は言うまでもなく、Disneyとともに生きた人生だからだ。</p>



<p>　Disneyにまつわる思い出をたくさん、聞かせてくれたのである。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney240304.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-47234" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney240304.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney240304.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney240304.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/Disney240304.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　やはり家には魔法使いの衣装に扮したミッキーマウスのぬいぐるみがあって、息子はそこにキスをするという。旦那さんの濱口優さんも、また、Disneyのファンであり、それが二人を一層、引き寄せた。お付き合いを始めてからも、カラオケの締めは、いつも、アラジンの「A Whole New World」。</p>



<p>　彼女のそれらの言葉の数々で十分、Disneyのもたらしてくれる価値を説明できているのではないか。そしてまた、なんだかキョロキョロと落ち着かない。それは、彼女自身も、同イベントの商品を早く手にしたいという思いから。彼女の言葉と仕草を通して、Disneyの意味を感じ取った次第だ。魔法がかかったかのような幸せで心地よい空間が、銀座三越には広がっていたのである。</p>



<p>今日はこの辺で。</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/03/disney-the-market/">Disneyの“魔法”に魅せられ笑顔いっぱい 南明奈も太鼓判を“推す” 銀座三越 Disney THE MARKET</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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		<title>由緒ある建物と漫画家の価値の“保護” 旧尾崎テオドラ邸がもたらす伝統と革新の中身</title>
		<link>https://145magazine.jp/character-market/2024/02/the-former-ozaki-theodora-residence-opens-the-door-to-a-new-culture-of-manga-the-true-value-of-manga-conveyed-by-this-place-and-ec/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=the-former-ozaki-theodora-residence-opens-the-door-to-a-new-culture-of-manga-the-true-value-of-manga-conveyed-by-this-place-and-ec</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 08 Feb 2024 10:39:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[【IP】Storyverse –物語から生まれたキャラクターたち]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　写真に映っている人が誰かをパッと答えられるだろうか。共通点があり、それは漫画家さんであるということ。痛感したのは、ビジネスはこうして生まれるのだなと [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2024/02/the-former-ozaki-theodora-residence-opens-the-door-to-a-new-culture-of-manga-the-true-value-of-manga-conveyed-by-this-place-and-ec/">由緒ある建物と漫画家の価値の“保護” 旧尾崎テオドラ邸がもたらす伝統と革新の中身</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#feeaef">　写真に映っている人が誰かをパッと答えられるだろうか。共通点があり、それは漫画家さんであるということ。痛感したのは、ビジネスはこうして生まれるのだなということ。きっかけは、明治時代に作られた木造建築で、世田谷・宮の坂に建つ「旧尾崎テオドラ邸」。その文化的価値に着目し、補修して残そうという動きが生まれ、費用で助け舟を出したのが、漫画家であった。また、その施設を守る動きに関連して、ネット通販で海外に対して、漫画をアピールしようとして、逆にこの場所によって漫画家の才能が羽ばたこうとしている。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-当時のモダンがそこにある-旧尾崎テオドラ邸">当時のモダンがそこにある「旧尾崎テオドラ邸」</h2>



<h3 class="wp-block-heading" id="h-明治時代のイギリス風に風情がある">・明治時代のイギリス風に風情がある</h3>



<p>　例えば、左は三田紀房さん。ドラゴン桜の作者といえばわかるだろうか。つまり、互いの持つ価値をシェアすることで、大事なものを守っていくという動きで、そこにビジネスが寄与している。</p>



<p>　もともとは、憲政の神様と言われた、元東京市長尾崎行雄さんの旧邸宅。写真を見ても分かる通り、イギリス式洋館である。時は明治時代。当時の日本の香りを醸し出しつつも、屋根や窓の作りに特徴がある。異国情緒あふれるこの邸宅は、この令和の時代にこそ、文化的価値を持つ意味のある建物だ。</p>



<p>　今回、僕がここにやってきた理由は、この建物が3月1日から「旧尾崎テオドラ邸」としてギャラリー＆カフェスペースとして提供されるからなのだ。（世田谷線「宮の坂」から5分ほど）。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodoratei240204.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-46507" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodoratei240204.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodoratei240204.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodoratei240204.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodoratei240204.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading" id="h-なくなるはずが踏みとどまったその理由">・なくなるはずが踏みとどまったその理由</h3>



<p>　当時としてはこのような建物は異例。このような様式を屋敷に取り入れた理由。それは尾崎行雄さんの妻 テオドラさんが英国育ちということにあり、そこへの配慮もあったよう。愛のあるエピソードではないか。少しばかり、豊かな人の贅沢という感じがしなくもないが（失礼！）。</p>



<p>　まさに、そこにストーリーの始まりがある。実は、もう、この場所は売却されかかっていて、なくなるはずの存在だった。なくなるはずだったのに、ストップがかかった。その理由は、漫画家の新田たつおさんが、自らこの土地の費用を出したからである。</p>



<p>　実は、令和の時代にあって、当時の香りを感じさせるその佇まいは、残すべき価値がある。かねてより、強く語り続けていたのが、社団法人 旧尾崎邸保存プロジェクトの代表理事を務める、漫画家のお二人、山下和美さん、笹生那実さんである。</p>



<p>　つまり、新田さんの奥様が、笹生那実さんであることから、その行動が生まれた。それによって、建物の取り壊しの話は消えて、どう保存していこうか。今回の一連のストーリーの歯車が回り出すわけである。かくしてバラバラになるはずだった建物の運命は、まるでジグソーパズルのピースのようにして、漫画家というキーワードでつながりあっていくわけだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-修復に漫画家が動き出す">修復に漫画家が動き出す</h2>



<h3 class="wp-block-heading" id="h-思いに共感して一つになって動き出す">・思いに共感して一つになって動き出す</h3>



<p>　そこまではよい。ただ、その要となる屋敷の方に課題があった。それだけの時を経過しており、修復の必要性があったのだ。その修復に必要な金額は、当時の見積もりで1億円。さあ、どうする。</p>



<p>　本格的に今の形が動き出すのは、漫画家の三田紀房さんが関わってくるあたりから。山下さんのSNSでこの屋敷についての投稿を目にした三田さんは、とある着想をする。「何かできるのではないか」。</p>



<p>　面白いのは、三田さんの発想は、単純に屋敷を保存させるだけではないのである。保存して、その屋敷を活用する過程で、新しい価値を創出できるのではないか。そう考えたことにあって、僕が強い関心を抱いたのは、ここでの漫画家の連携プレー。</p>



<p>　その可能性を思い、三田さん自身もお金を出した。しかし、それでも補えないので、同じく漫画家の三人、高橋留美子さん、福本伸行さん、高橋のぼるさんにも、お金の支援を得て、改修のめどがたった。でも、この段階ではまだ、その「何かできる」の「何か」には答えがなかった。</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="h-幻想的な旧尾崎テオドラ邸">・幻想的な旧尾崎テオドラ邸</h3>



<p>　その「何か」とは何だったのか。それを考える上で、この生まれ変わった「旧尾崎テオドラ邸」について紹介してみたい。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240222.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-46720" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240222.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240222.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240222.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240222.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　スリッパを履いて入る古風な屋敷。洋風でありながら、レトロな感覚で、太陽の日差しが入り込ると、幻想的でもある。映画のワンシーンのような美しさがそこにはある。一階は喫茶室になっていて、ここでその“シーン”に浸りながら、ゆっくりと豊かに時を刻む。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/ozakiteodora240204.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-46506" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/ozakiteodora240204.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/ozakiteodora240204.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/ozakiteodora240204.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/ozakiteodora240204.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　ギシギシという感じが、なんとも昔ながらで、階段を登っていく。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240221.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-46718" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240221.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240221.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240221.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240221.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　すると、そこには部屋があった。その部屋には一面、ギャラリーさながらの漫画作品が並ぶ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240205.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-46516" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240205.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240205.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240205.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240205.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　直筆の原画だからこそ、伝わってくるものが多い。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240202.psd.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-46505" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240202.psd.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240202.psd.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240202.psd.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240202.psd.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　階段を降りると、喫茶店の横にショップ、フォトスポットが用意されている。</p>



<p>　この建物の雰囲気に浸りながら、日本の誇れる価値、漫画に思いを馳せる。記念すべきその1日は、グッズを購入するきっかけとなり、写真を撮ってSNSなどにアップするわけだ。昨今、若い世代ではレトロブームが起きているからこそ、当時のモダンテイストは意図せずとも格好の“ばえる”場所だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-漫画家が立ち上がったことで生まれた価値">漫画家が立ち上がったことで生まれた価値</h2>



<h3 class="wp-block-heading" id="h-この場所が存在すること以上の価値があって-存在意義が倍加する">・この場所が存在すること以上の価値があって、存在意義が倍加する</h3>



<p>　何より、僕が注目したのは、漫画家が動いたことによる価値である。勿論、この場所が存在するだけでも価値があるだろう。しかし、ここに漫画という文化がかけ合わさったことで、１＋１が３にも４にもなった。この場所限定の商品が売られるが、更にネット通販にも着手するという。</p>



<p>　リアルを売りにしたこの場所にして、そういう考えに至るのは、なぜか。</p>



<p>　三田紀房さんはこう話す。「ここを起点に海外の人にも漫画に触れられるきっかけを作る為」と。二階のギャラリーに並んだ作品の一部は、ネット上でオークションをして、漫画を愛する人の手に渡る。それだけではない。この場所をきっかけに、生まれた漫画家同士のネットワークにより、また新しい原画を生み出して、それらをネット通販（EC）で販売していくのだとか。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240223.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-46721" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240223.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240223.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240223.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2024/02/teodora240223.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　そうか。漫画本来の価値をこの場所が際立たせる。そして、それは彼らの自身の価値観を世に発信する機会となる。だから、共感が生まれて然るべき。それ相応の価値を感じて、取引が行われるほど、ここを起点にリアル、ネット問わず、人が集まることになる。それは、この屋敷があることによって生まれたことだから、この屋敷自体へのリスペクトに繋がって、長く保存しようという意識に繋がるわけだ。だから、ビジネスとして面白いと思った。</p>



<h3 class="wp-block-heading" id="h-漫画家が結集して生まれる文化の創造">・漫画家が結集して生まれる文化の創造</h3>



<p>　これこそが、三田さんが最初に話していた「何か」であろう。だから僕は「互いに持っている価値をこうやってシェアしていく」ことの意味を思い、考え出したその仕組みが面白いと書いた。漫画家が持っていた持っているお金をそのままにすることなく、ある意味、運用している。そして、それは、邸宅という財産のポテンシャルを最大化に引き出し、才能を加えることで、文化的価値の裾野が広がる。</p>



<p>　そして、思いがけず、三田さんがそこまでする理由を口にしていた。それは実は、残された原画は税金などの対象となって、後に残る人に迷惑をかけることもなくはない。だからこそ、作家によっては自らその書いた原画を、“燃えるゴミ”で捨ててしまう人だっていなくはないと。</p>



<p>　僕は、思ったよ。この動きは、才能のサステナブルだと。</p>



<p>　だからこそ、才能ある“原画”は、この場所の保護を持って救われる。そして、その価値観が、世界中の人と繋がれる、ネット通販などをきっかけに広がるとすれば、たとえ小さな一歩でも、日本の文化にとって大きいものだと思うのだ。</p>



<p>　そして、気が付かないだろうか。実はここで言われる「保護」はこの「旧尾崎テオドラ邸」だけではなく、作家の才能を「保護」して、後世に残していくという意味もありそうだと。だから、シェアし合うその価値は注目に値すると僕は思ったのだ。</p>



<p>　今日はこの辺で。</p>
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		<title>イベントの手法に学ぶ 人の興味を引く仕掛けの秘訣</title>
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		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 12 Jul 2023 22:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[DEEP DIVE: 賢くなろう─商売の教科書]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　人々の興味が細分化され、それゆえ特定のユーザーの興味が注目される事で、結果、ヒットにつながる事が少なくない。では、その原点である、人目を引く企画や切 [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2023/07/learning-from-event-methods-secrets-of-attracting-peoples-interest/">イベントの手法に学ぶ 人の興味を引く仕掛けの秘訣</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#fbe6eb">　人々の興味が細分化され、それゆえ特定のユーザーの興味が注目される事で、結果、ヒットにつながる事が少なくない。では、その原点である、人目を引く企画や切り口はいかにして生まれるか。今日はその仕掛け人に話を聞いた。LIVeNTという催しでの事。グローバルプロデュース 代表取締役 光畑 真樹さん。AR三兄弟 長男 川田 十夢さん。Afro&amp;Co. CCO/クリエイティブディレクター アフロマンスさん。インパクトの強い3人の鼎談である。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-人を振り向かせる企画やイベントとは">人を振り向かせる企画やイベントとは？</h2>



<p>　光畑さんが代表を務める<a href="https://www.global-produce.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">グローバルプロデュース</a>は聞く限り、企業向けの案件が比較的、多い。企業価値を底上げしたり、社員やファンを触発する意味でイベントを活用。形にとらわれず、個々にいろいろな人が集まって、ひとつのイベントで時間と空間をいかにして共有していけるか。そうやって、企業価値を上げる。最近では、オンライン、ハイブリッド、メタバースなど、手がける範囲は幅広い。</p>



<p>　それに対して、川田十夢さんとアフロマンスさんは一般ユーザーを触発するという点で視点が違う。そこで、当記事はどちらかと言えば、彼ら2人の話に注目してみた。題して「どう消費者を唸らせる企画を発想するか」。それであれば、メーカーや小売など、読者の発想のヒントにはなるだろう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ミシンメーカーで出会ったAR</h2>



<p>　<a href="https://twitter.com/ar3bros?s=20" target="_blank" rel="noreferrer noopener">AR三兄弟</a>&nbsp; 川田十夢さんはシンメーカー出身で特許技術を開発していた。ある時に、ミシンの部品を注文するシステムを2007年くらいに着想し、「部品をカメラに映せば商品がわかる」という仕組みを考える。実は、これはカメラの認識技術とデータの掛け合わせによって具現化されるもの。だから、それが、ARの発想に繋がっていく。</p>



<p>　そもそも、ARとはわかりやすいのは、ポケモンGO。例えば、スマートフォンを平面にかざすとキャラクターが現れたり、アプリでポスターをかざした際に画面上で動き出す。現実を拡張して、コンテンツを楽しむことができる。その意味で彼はそれを武器に、リアルの場所に、常識外の発想を持ち込める。それがイベントに直結する。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ARをイベントの発想に結びつける</h2>



<p>　代表的なのは、六本木ヒルズ展望台東京シティビュー内スカイギャラリーでの催し。</p>



<p>　「<a href="https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/441/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">星にタッチパネル劇場</a>」という取り組みで、脚光を浴びた。見上げるのではなく、街を見下ろすプラネタリウムができないか。彼はスカイギャラリーをみて、それを着想。窓に特殊フィルムを貼って、スマホを構える。すると、スマホが星空を操るコントロールになるわけだ。</p>



<p>　音量のボリュームのように、それを調節すると、星空の解像度が上がる。見える星の量が変わるわけである。</p>



<p>　実は、東京の空でも見える星は本来、存在するものよりも少ない。だから、このボリュームの匙加減で、見える星が異なる演出を取り入れ、それをイベントにより体感させた。現実を強く意識しながら、仮想現実を通して、星の価値を実感させる。現実の夜景の力を借りる分だけ、そのリアリティは増す。だから、この場所のポテンシャルを引き上げ、来場者の興奮へと繋げる。来場者記録を作るほど、話題を集めるに至った。</p>



<h2 class="wp-block-heading">リアルの現場を切り口で魅了する</h2>



<p>　一方、<a href="https://afromance.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">アフロマンス</a>さんは、前職が広告代理店で、イベントはその頃からで「趣味」と笑う。脚光を浴びたのは「泡パ」。元々、地中海の楽園イビサ島の名物のパーティーの一つ、泡パーティー。そこに着目したのがきっかけで、その名の通り、泡にまみれる。</p>



<p>　SNSでの告知のみで300名枠に3000名を超える応募が殺到。結果、マスメディアなどが取り上げるに至り、著名人も参加したいという声を断ってまで、盛り上がった。その時からずっと、恒例のイベントとして根付いている。</p>



<p>　彼の手法に学ぶところは「極端」であるというところだ。例えば、佐賀の日本酒のイベントを東京でやりたいとオファーをもらうとしよう。着想したのは「<a href="https://afromance.jp/project/sakurachillbar" target="_blank" rel="noreferrer noopener">120万枚の花びらに埋もれるチルアウトバー「SAKURA CHILL BAR by 佐賀</a>」である。</p>



<p>　実は桜と日本酒は親和性が高い。花見でお酒を飲むイメージがあるからだ。しかし、「桜と花見でイベントをやりましょう」で止まってしまっている。それはどんなビジュアルで、どこが楽しいのだろうとイメージを膨らませられるかが肝である。</p>



<p>　そこで、120万枚という着想が生まれる。なるほど。イメージができるかどうかが、成功するかどうかの分かれ目。なのに、あともう少しというところまで来て、断念してしまうから企画としての完成度が届かないわけである。何気ないことだけど、その指摘は的を得ていて、ある意味、「泡パ」もその要素はしっかり抑えている。</p>



<h2 class="wp-block-heading">人の体験の仕方が変わっているからチャンスがある</h2>



<p>　視点を未来に向け、その仕掛けを考える上で留意することはなんだろう。「時代の変化には抗えない」。そう川田さんは強調した。例えば、かつてはレンタルビデオで映画を見ていた。しかし、皆が配信でそれを楽しむようになって、一度利便性を実感した人は、過去に戻れない。</p>



<p>　これが何を意味するかというと、「体験」の仕方も変わっていく。かつてはファッションショーもロサンゼルスでやるのが定番だった。けれど、今ではメタバース上でもそれをやる。</p>



<p>　そんな世の中では、何ができるだろう。何かモノを買うとしたら当然、リアルなモノに集約される。だけど、場所がメタバースになれば、体験が変わっている。だから、メタバースの世界で着用して、歩ける衣装も購入されるようになっていく。それも絶対にリアルでは着用しないデザインで。</p>



<p>　しかし、全ては「体験」に紐づいている。メタバースという「体験」に対してもリアルと同様に「お土産」は欲しいから、普段、買わないようなデザインのデジタル衣装を購入していく。</p>



<p>　そこを踏まえて、自分のARが活かせないだろうかと思案しているそうだ。例えば、リアルのアクリルスタンドでも、そこからその人物が飛び出すなどの演出など。体験が変化したことで、そこから派生する副次的要素の変化。ここはまだ、商流になり得ていない部分。そこに注目していると川田さん。</p>



<h2 class="wp-block-heading">使えるものである必要はない</h2>



<p>　お土産というキーワードに反応したのは、アフロマンスさん。「それでいうとお土産は必ずしもそれは使えるものである必要はないですよね？」と。彼の指摘は、ある気づきをくれる。それは、体験は変化しているけど、着想の仕方は実は変化していない。</p>



<p>　要はその付随的な要素は、デジタルであれ、リアルであれ、必ずしも必需品ではなくてもいいのではないかと指摘する。「木彫りのくまが必需品かと言えば、そうではないですよね？」と笑う。</p>



<p>　つまり、デジタルを絡めた体験が増えるに伴い、それがデジタル上でお土産的なものが増えてくる。これが川田さんの指摘だ。</p>



<p>　それに連動して、ハイブリット的なお土産が増えるだろうから、そこの部分で言うと、それが別に、必要か必要ではないかとは別の議論で探し求めていく。この二人の対話によって、変わっていくものと変わっていかないものをうまく使い分けながら、発想していく。そこにこそ、他の人が目をつけない企画のポイントがあると指摘がアフロマンスさんの指摘なのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">意味のないところに意味を持つことで拡散は生まれる</h2>



<p>　例えば、彼はその日も時計をしていたけど、その時計には「NOW」と書かれてあるだけだ。時計なのに、時間を示さない。時計の役目は今を示すのだから、NOWと書いてあるだけ。これは面白いと思って、彼がそれをSNS上でシェアしたら、こんなに意味のないものなのに、周りが皆、購入した。</p>



<p>　逆に意味を求めないことに意味を求める視点こそが、人の関心を集める。それがわずかな人でも広がり、結果的に、マスメディアすらも注目するような企画につながる。彼はイベントを手がけているから、「こんなイベントがあるのを知っていますか」と周りに問いかけた。それは「ボーっとする大会（笑）」。ぼーっとしているだけのことだ。それは、誰が優勝するというのだろう。実は脈拍数を調べて、いかにリラックスしているかを競い合っている。こういうのも一度、SNSで話題にあげれば、一気に脚光を浴びる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">滅多にやらないイベントは個性を発揮するチャンス</h2>



<p>　なかでも、僕が彼らの話で興味を惹かれたのは、イベントの定義である。案外、イベントを定義しようとすると、範囲が広い。野外フェスもそうだし、展示会のようなものも該当する。そんな中でアフロマンスさんは「短期的に行う何か」という表現をしていた。</p>



<p>　ここで「デジタルであれ、リアルであれ、必ずしも必需品ではなくてもいいのではないか」という議論の着地を見る。</p>



<p>　つまり、一年中やっているものは、イベントとは言わない。短い期間だから、思い切ったことができると。そこから逆算して、何をするべきかと考えていく先に、新しい視点があるのではないかと説く。そこに先ほどの意味を求めないことを持ち込むわけだ。</p>



<p>　だから、企画のヒントはここにある。「『イベント』ってこの1日だけなら、この3日間だけなら何だったらこの3時間だけだからできることというのがめちゃめちゃあるんですよね」。まさにそう思って120万枚の企画も、その中で生まれるパワーを具現化したと。「365日じゃできないんです」。</p>



<p>　年中、意味のないことをしていては怒られるけど、その日だけであれば、それを楽しめる。どんなビジネスでも、長期では到底できないことの逆張りで、考えていくと、実は、イベントで脚光を浴びるというのは何かという着地になる。</p>



<p>　彼らに共通する点が見えた気がする。奇抜さゆえに、誰もやらないけど、誰もやらないことを探って、イベントにかこつけて、やってしまうから脚光を浴びるのである。つまり、人から関心を集めるという部分では、イベントを効果的に味方につけて、楽しい演出を心がけることで、チャンスを握れるということなのである。</p>



<p>　今日はこの辺で。</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2023/07/learning-from-event-methods-secrets-of-attracting-peoples-interest/">イベントの手法に学ぶ 人の興味を引く仕掛けの秘訣</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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		<title>渋谷で張り切る『「おさるのジョージ」キッチン』 多くが食べて夢見て、作品の奥深さを感じて</title>
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		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Jul 2023 06:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[【IP】Storyverse –物語から生まれたキャラクターたち]]></category>
		<category><![CDATA[DEEP DIVE: 奥深きキャラクターの背景]]></category>
		<category><![CDATA[Fancy/Curious George]]></category>
		<category><![CDATA[RealShop/専門店]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　ストーリーへの浸り方というのは色々ある。このカフェは老若男女をそこへと“没入”させる優しさと思いやりがある。「おさるのジョージ」キッチンのことである [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2023/07/curious-george-kitchen/">渋谷で張り切る『「おさるのジョージ」キッチン』 多くが食べて夢見て、作品の奥深さを感じて</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#fef3f6">　ストーリーへの浸り方というのは色々ある。このカフェは老若男女をそこへと“没入”させる優しさと思いやりがある。「おさるのジョージ」キッチンのことである。これまでもその時々、その場所、季節に合わせて新しいモチーフを持ち込んでくれた。そして、2023年夏、満を持して張り切ってやってきたのは大都会、渋谷。「Curious George Kitchen」(「おさるのジョージ」キッチン)」はその名所で華々しく、鮮やかに夏の時を迎える。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-ずっとストーリーは続いていく">・ずっとストーリーは続いていく</h2>



<p>　初めに「おさるのジョージ」について触れておく。1941年に、刊行された絵本「Curious Geoge」に登場するキャラクターである。その後日本でも1954年に出版され、歴史は長く、世代を超えて支持されてきた。特に2008年からはNHKEテレでTVアニメーションのシリーズがスタート。ゆえに絵本、アニメ双方から接点が生まれて活気付いている。2021年に80周年を迎えてなお、この“おさる”は元気が良い。</p>



<p>　そして僕がこの日、足を運んだのは「RAYARD MIYASHITA PARK」のsouth2F。渋谷駅からすぐの所にその建物があって、入り口にあるエスカレーターで２階に上がれば一目でわかるはずだ。大きく開かれた空間の先にこのカフェがあって、一際目立っている。オープンは2023年7月5日だけど、少し早めに見させてもらった。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230707.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41863" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230707.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230707.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230707.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230707.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　そもそもダイニングカフェのコンセプトは何か。おさるのジョージが黄色い帽子のおじさんのために、腕を振るって準備をしたのがこのカフェ。これまで「東京ソラマチ」で期間限定オープンして、行列ができるほどの人気を博した。まさに、そこで成功を収めたジョージはこの夏に備えていたのだ。それが、渋谷の「おさるのジョージのダイニングカフェ」であり、その時よりもすっかり料理も上手になって、自信満々。もっと喜んでもらいたいと、張り切るわけである。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・店からストーリーへの敬意を感じる</h2>



<p>　そんな風にして、絵本などのストーリーを尊重していて、成立するのがこの拠点なのだ。このカフェの素晴らしいのはこの拠点単体でも別のストーリーが広がっていて、感情移入できることにある。だから、演出に触れ、飲食を堪能するほど、それらが絵本などへの興味、関心へと誘う。その独自のストーリーは絵本風のメニューの最初のページに記載。それらがこのカフェのメニューとリンクしている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230706.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41862" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230706.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230706.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230706.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230706.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　カフェは明るく太陽の光に照らされ、開放的。目を凝らすと、やっぱり、、、。ジョージの跡があちらこちらに。そこに姿はなくとも存在感を持って、僕らをおもてなししてくれる「ジョージ」だ。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="339" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230709.jpg?resize=1024%2C339&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41868" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230709.jpg?resize=1024%2C339&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230709.jpg?resize=300%2C99&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230709.jpg?resize=768%2C254&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230709.jpg?w=1450&amp;ssl=1 1450w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>　すやすや、寝ている。。。。ここで僕が注文した『「ジョージ」オムライス＆ハンバーグプレート』を見て、思わずニッコリ。写真を見ての通りである。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230702.jpg?resize=1024%2C576&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41856" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230702.jpg?resize=1024%2C576&amp;ssl=1 1024w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230702.jpg?resize=300%2C169&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230702.jpg?resize=768%2C432&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230702.jpg?w=1200&amp;ssl=1 1200w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /></figure>



<p>　顔と体の部分はチーズとケチャップライスでできている。そこに布団に見立てた卵焼きが覆い被さっている。それでいて、味にも手を抜かない。それがこのカフェの真骨頂である。オープンに合わせてテーマを考え、そこから専門のスタッフと味と世界観とを考慮しているからこそのレベル感。味も格別であり、心もお腹も満たしてくれる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・作品を強力に支える深い味わい、込められた思い</h2>



<p>　素敵だなと思うのは、ジョージが作品と同様に、このカフェでも想像を超える楽しさを提供してくれていること。「プリンアラモード」というメニューでそれを思う。その名の通り、プリンがはいっている。上にはクリームの他、ロールクッキーやりんごなどがあって、カップを飛び出さんばかりのボリュームだ。</p>



<p>　すごいですね。スタッフの人にそう言いつつ、スプーンで中身を取り出し、口に入れると、あれ？？？</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230703.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41858" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230703.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230703.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230703.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230703.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　プリンの下には更にブラウニーが入っているのだ。この事はメニューにも触れられていない。だから何故か、ニンマリしてしまう。得した気分で口の中では3つの甘さが贅沢に折り合う、至福の時。そのことに気づくや否や「これ、とても美味しいんです」とスタッフ。うなづく僕。</p>



<p>　嬉しくなるお客さんを、微笑むジョージの姿が思い浮かぶようである。ジョージらしい、想像を超えた楽しみをメニュー。それはここでも実践されているわけだ。これこそが、このカフェの最大の魅力。作品と連携してカフェを展開することの意義ではないかと思う。</p>



<p>　それは、絵本やアニメも十分、人の心を打つものだ。けれど、そこだけでは伝えきれない、感動があるのだ。しかし、それは逆にいうと、ここに関わる人たちによる作品へのリスペクトがあって成立すること。それぞれが補完し合うことで、魅力的な世界観を生み出しているという現実が大事なのである。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・夏仕様にチェンジしているのもファンには嬉しい</h2>



<p>　さて、僕は以前、この期間限定カフェについては、東京ソラマチでやっていた時にも伺っている。しかし、その時とは絵のモチーフも変えていて、流石だなと思った。この日、注文した「アートコレクションラテ」も絵柄がチェンジされていた。そのラテアートは夏用のかき氷のメニューを手にしたジョージになっているのである。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230705.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41859" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230705.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230705.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230705.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230705.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　実際に、このカフェにも「いろどりフルーツのかき氷」があって、常にストーリーと現実が紐づく。このメニューすら、起点となっているのは本家のストーリーで奥が深い。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230704.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41860" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230704.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230704.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230704.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230704.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　「夏の雪だるま」というアニメの話があり、ジョージが砂で雪だるまのようなもの作ろうとしているというのだ。そこに着想を得て、生まれたこのメニュー。よく見れば、黄色い帽子のおじさんを連想させる帽子とネクタイがあって、そこに愛がある。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・グッズにも夏エッセンスと新たなモチーフ</h2>



<p>　そして、物語性を感じた後はそれを思い出に変えるべく、グッズを購入するのもいいだろう。オープンに合わせて、新しいアートを取り入れた新商品や、お土産にふさわしいものを並べた。体験はグッズにより深い価値を持ったものへと昇華する。</p>



<p>　例えば、筆のようなフォルムをしたパッケージと、ペンキを思わせる飴玉。これは、カフェ内に至る所、見られるジョージのペンキの足跡をリンクしているわけだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230708.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41870" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230708.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230708.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230708.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/george230708.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　改めて、絵本やアニメの作り手の思いに溢れていることを痛感する。そして、それにリスペクトするこの店のレシピ、内装に至るまでのプロデュース。何よりそれを楽しむ、老若男女の笑顔。それらが揃って成立するのがこのカフェだということ。世界中の人が集まるこの渋谷の地で、ジョージは老若男女、あらゆる人をレシピと演出で、キュートに物語とは違った形で人を虜にしてやまないのである。</p>



<p>　今日はこの辺で。</p>



<p><em>© Universal City Studios LLC. All Rights Reserved. Curious George and related characters, created by Margret and H. A. Rey, are copyrighted and registered by HarperCollins Publishers L.L.C. and used under license. All rights reserved.</em></p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2023/07/curious-george-kitchen/">渋谷で張り切る『「おさるのジョージ」キッチン』 多くが食べて夢見て、作品の奥深さを感じて</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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		<title>アーティストのライブ・グッズに学ぶ生産性の高い商品企画と戦略</title>
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		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 30 Jun 2023 22:45:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[【Product】雑貨・小物]]></category>
		<category><![CDATA[culture/推し活]]></category>
		<category><![CDATA[DEEP DIVE: ものづくりのセオリー]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　製造はコンテンツと結びつくと、また違った価値を生む。今回は、コンテンツに絡んで、商品開発をする三社の話を取り上げながら、そこにまつわる工夫に迫ろうと [&#8230;]</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2023/07/the-secret-to-maximizing-artist-goods-at-live-performances/">アーティストのライブ・グッズに学ぶ生産性の高い商品企画と戦略</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#f9fdff">　製造はコンテンツと結びつくと、また違った価値を生む。今回は、コンテンツに絡んで、商品開発をする三社の話を取り上げながら、そこにまつわる工夫に迫ろうと思う。実は、生産現場だけではなく、売り方や在庫を考慮することで、また新たな可能性をもたらせるからなのだ。今回は「LIVeNT」というイベントでの、アーティストグッズに携わる三社の話。これからそのアーティストが持つポテンシャルを最大化させるためには何が必要なのか。それをこの議論から考えてみたいのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-それぞれにアーティストグッズ商品化に工夫がある">・それぞれにアーティストグッズ商品化に工夫がある</h2>



<p>　この日、登壇したのは、御三方。ソニー・ミュージックソリューションズ ライブ＆イベントソリューションカンパニーMD事業部 部長 高渕 弘美さん。希船工房 代表取締役社長 鈴木 尚貴さん。ブシロードクリエイティブ 代表取締役社長 成田 耕祐さん。</p>



<p>　希船工房はアミューズの子会社。ゆえに、同社所属のアーティストのグッズを手がける。ただ、それだけかといえば、そうではない。それらのグッズが同社の取扱高の半分を占める一方で、残りはアパレル事業。それらは子会社になる前から得意としていたジャンルで、百貨店などに卸していたりする。</p>



<p>　アミューズの関連会社になった背景には、アミューズがライブに対して考え方を変化させたことがありそうだ。アミューズでも確かにグッズを製造、販売をやっていたけど、そこまで深い関心を持っていなかった。</p>



<p>　しかし、逆に発注する側にその知見がなければ、商品がマンネリになる。ここに商品企画力のある企業を傘下に収めることで、アーティストの価値すらも向上させることができて、売り上げに繋げられる。だから、商品群に幅を持たせる意味合いで、希船工房 の力を借りたいと考え今に至る。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・元々雑貨との親和性の高いソニー</h2>



<p>　ソニー・ミュージックソリューションズに関してはいうまでもない。ソニー・ミュージックグループに、YOASOBIなど人気アーティストを抱えている。だから、専門性を持って感度の高い商材を手掛けてきた。ただ、最近ではその裾野が広がっているという。そのセンスはミュージアムなどの個性的な商材でも重宝され、彼らはそれらの事業まで手がける。</p>



<p>　例えば、東京国立博物館では「春夏秋冬／フォーシーズンズ　乃木坂46」という催しが行われた。要するに、日本美術の名品の複製とアイドルグループの乃木坂46がコラボレーションした美術展。ただ、その格式の高さから、グッズもセンスが問われるようになる。</p>



<p>　特に、彼らはそこで、日本の伝統にゆかりのある逸品とのコラボレーションを果たす。その美術展の価値をグッズの側面からも底上げしたわけだ。従来のグッズとは求められることが違う。だからこそ、彼らのデザイン性が生かされ、その事業の幅が広がるのである。</p>



<p>　思えば、クオリティの高さは、グループ内にソニー・クリエイティブプロダクツという会社を持つことも大きいように思う。ソニー・クリエイティブプロダクツは、子供向けではなく、大人でも受け入れられるキャラクターのライセンス窓口としても定評がある。この日、説明した高渕さんもまた、元々同社所属である。素材の活かし方については、社内で知見がありそうだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・ライブグッズはナマモノゆえの在庫を考慮した知恵</h2>



<p>　一方、二社と異なり、変化球なのが、ブシロードクリエイティブである。昨今、話題の“推し活”の中で躍進を続ける。もともと、親会社ブシロードが敢えて言えば、“オタク系”グッズに携わっている。「ヴァンガード」など自社でIPも持っているなどして、その分野に長けているわけだ。だからブシロードクリエイティブも、そういうジャンルで商品化を活かす素地はあったのである。</p>



<p>　ただ、彼らはもう少しその守備範囲が広い。IPを活かす商材を型にとらわれず、手掛けている。それらの知見は多くの企業にとって必要とされるものだから、自社IPに限らない。寧ろ、自社以外のIPで全体の7割を占めるくらい。</p>



<p>　だから、そのジャンルにおいて彼らの存在がどれだけ必要とされているかがわかる。そうは簡単に作れる商材ではないということの裏返しである。でも、だからこそ、独創的にチャレンジできた。言うなれば、このチャレンジ精神こそ、彼らの真骨頂。</p>



<p>　例えば、彼らはアニメーションに造詣が深い。けれど、それ自体だけではなく、裏側にいる声優などにもスポットを当てている。どういうことか。昨今、その声優たちの表現力が向上しているのだ。今までで言えば声優のイベントといえば、数十人しか集まらなかったのが今は違う。一度ライブを行えば、埼玉のベルーナドームを埋めるほどの規模となり、活況に満ちているのだ。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・商品企画とデザインと在庫のバランスを考慮</h2>



<p>　それを支えるのが、彼らが手がける商品群。具体例をあげるなら、ペンライトや法被など。おおよそ、日常では必要ないもの（笑）。だが、このライブ会場では必須となる。</p>



<p>　この話は実に奥が深くて、前に書いた二社とは性質が異なり、工夫の跡が見られる。面白かったのは、例えばユニットが存在するとして、それを「ユニット単位で販売してしまうと売れない」ということだ。これには深くうなづいた。僕自身も<a href="https://145magazine.jp/character-market/2023/01/why-lepuslupus-is-mastering-the-art-of-idol/">アイドルグッズを手がけて痛感したことだから</a>。</p>



<p>　なぜか、わかるだろうか。</p>



<p>　そこに“推し活”たる所以があるのだ。ユニットではなく個人を推すのだ。アイドルなどは、まるで戦隊モノのように、赤やピンクやブルーなど、担当カラーが存在している。だから、ファンは担当カラーを連想したグッズを購入したり、誰かを特定したグッズを買う。つまり、個々人への応援を兼ねている。だから、推しを明確にしたグッズを買うことで満たされるのである。</p>



<p>　それに関連した彼らの動きで賢いと痛感したのは、「商品を固定させる」事。むやみやたらに商品を作らずに、ペンライトや法被などに固定する。その分、すべてのアーティストのすべてのメンバーごとに細かく用意していくわけである。そうすると、在庫の調達をしやすく、デザインのクリエイティブの安定を図れるというわけである。この辺はまさに推し活ならではのライブグッズの作り方であるといえよう。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><strong>・</strong>ファンの心理とアーティストの人気度合い</h2>



<p>　そして三人共通して述べたのは、アーティストはナマモノであるということ。</p>



<p>　希船工房でいえばアミューズからその商品企画を任されているとはいえ、ここで読み間違えれば、死活問題である。立場的にはBtoBとして納品するわけではあるけど、関連会社であるがゆえ、グループ全体で見る事ができる。これは利点であり、それでその売れ残りを減らしていけるかを考えればいい。</p>



<p>　ゆえに、チケットの販売数、来場者、そのアーティストに関連する売り上げデータなど。それらをよくよく吟味することで、そこの機会損失と過剰在庫を防ぐ動きをする。むやみにわからず作る事なく、それがメーカーとしての強さになっている。こうした動きはエンタメ系でもかなり浸透するのではないかと予測する。</p>



<p>　ただそれでも想定外は起こる。Perfumeのライブグッズでミリタリーウェアの「MA-1」とコラボ商品を提案。挑戦的な1万円程度の高単価で販売して、三千枚の売上予測を立てた。結果、その数は1万枚に及んだというのである。</p>



<p>　企画段階で、作り手が先入観を持たず、ファンの立場で欲しいかどうかを考慮することの大事さを思う。ブシロードクリエイティブの成田さんの話によれば、以前、DJに関連したコンテンツで、大失敗をしたという。DJが大きめのサイズの服を着用しているイメージがあるから、わざと大きめなサイズを全面に打ち出して販売。それは、見事にズッコケたと笑う。結論、「別に着たくないということなんですよね」と。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・決済を重んじることでリスクヘッジ</h2>



<p>　では、こうしたリスクをどう自分たちで軽減していくか。それへの対処として興味深かったのは、ブシロードクリエイティブの取り組みだ。彼らは作る側の取り組みだけではなく、売り場も多様化させた。</p>



<p>　ライブでの販売というと、現地での販売が中心。どうしても現場は混乱し、その扱いが煩雑になりがちだ。そこで『決済』に注目したわけである。</p>



<p>　まずは「事前決済」を用いて、最初にお金を支払ってもらう。そして、ライブ会場で当日、受け取りにする。それを可能にすることで調達すべき数と会場での受け渡しと販売に関する人員の予測を立てやすくなる。それを運用することで、在庫面と人件費の両面でリスクヘッジをするわけだ。</p>



<p>　さらに「ライブ会場で買えなかった人に」という触れ込みで、ECで事後購入をフォローする。そうすれば、作った商品に対して、取りこぼしなく、欲しいファンに行き渡るとしているわけだ。</p>



<p>　この三社に共通するのはライブをする側とメーカーとの距離が近いことにある。語弊を恐れずいえば、そのアーティストの人気に依存していたのだと思う。それはある意味、縦割りの弊害だったのかもしれない。ところがそこで生産性を高める為に、アーティストとの距離を縮めて、必要な商品を必要なだけ、販売していく流れが生まれつつある。</p>



<p>　だから、制作段階でのリスクヘッジと、売る場面での決済に至るくだり。これらは、これからのコンテンツ産業を考える上では極めて大事な動きだと思った。ライブでの収入だけではなく、モノを作って売ることでその価値を最大化させるわけであるけど、そこの生産性を高めることが、この産業全体の盛り上がりにとって大事だからである。</p>



<p>　今日はこの辺で。</p>
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		<title>うさぎゅーんがatmos新宿に出現 ストリート系の人たちと戯れるの巻</title>
		<link>https://145magazine.jp/character-market/2023/06/minto230601/?utm_source=rss&#038;utm_medium=rss&#038;utm_campaign=minto230601</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[石郷　学]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Jun 2023 03:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[キャラ談]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンシー｜世界を借りる側]]></category>
		<category><![CDATA[ライセンス]]></category>
		<category><![CDATA[【IP】Buzzverse – SNSから拡がる共感の宇宙]]></category>
		<category><![CDATA[【IP】キャラクター・スポット]]></category>
		<category><![CDATA[DEEP DIVE: 潜入イベントレポ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>　ストリート系のスタッフと来店者に、新しい風を感じた。ここはatoms新宿。スニーカーを中心にカジュアルなライフスタイルを提案している店である。この日 [&#8230;]</p>
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]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="has-background" style="background-color:#fde4ea">　ストリート系のスタッフと来店者に、新しい風を感じた。ここはatoms新宿。スニーカーを中心にカジュアルなライフスタイルを提案している店である。この日、この場所にやってきた理由は、「うさぎゅーん」というキャラクターのポップアップストアを見る為だ。</p>



<h2 class="wp-block-heading" id="h-世界でのスタンプdl数5億の-うさぎゅーん">・世界でのスタンプDL数5億の「うさぎゅーん」</h2>



<p>　「うさぎゅーん」はおもちと、うさぎでできたキャラクター。全世界のSNSで、このキャラのスタンプのダウンロード数は５億にものぼる。LINEスタンプのみならず、商品化やキャンペーンなどにも起用されている。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230601.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41689" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230601.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230601.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230601.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230601.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　これを仕掛けているのがMintoであり、時流を抑えた手法に定評がある。（<a href="https://145magazine.jp/character-market/2022/01/did-you-come-late-dx-revolution-in-the-character-industry-in-japan-begins-now/">参考：Minto水野社長記事</a>）</p>



<p>　特に、僕が行った時間は、atoms新宿店内でレセプションパーティーの最中。しかも、DJのSASALISAさんがゲストで参加し、音楽を奏でると、皆がそのリズムにあわせて、談笑するなど、賑々しく華やかであった。このポップアップスペースには、店の雰囲気にあわせて、Tシャツが並べられるとともに、原画も並んでいる。</p>



<h2 class="wp-block-heading">・ポップアップストアでありながら歴史を語るミュージアム</h2>



<p>　ポップアップストアでありながら、ミュージアムのようなテイスト。展示内容は、原画だけではなく、キャラクター誕生にまつわる秘話、ラフ書きのようなものやNFTまで幅が広い。驚きなのは、ここであわせて販売された「LINE NFT」400個はわずか開始90分で、売り切れたという話である。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41691" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　さて、僕がそもそも、気になったのは他にもある。これらのキャラクターがこのようなストリート系の人にごく自然に受け入れられている様子であった。キャラクターグッズというと今でこそ、大人も使う。だが、それもそのストリート系の人たちが自然にそれらのキャラに馴染んでいる。それが珍しい。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230603.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41690" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230603.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230603.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230603.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230603.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　そこで担当の小山さんに聞いた。すると「これらはLINEスタンプなどで展開はしているものの、実はスケートボードブランドなどを応援しています。子供たちの心身ともに成長することを後押ししています。だから、すでにこのキャラがその層に浸透しているんです」と。</p>



<h2 class="wp-block-heading">日本と海外、リアルとネットの垣根を超えて</h2>



<p>　なるほど。正攻法で行ったところで、マスメディアにどれだけ露出するかという勝負でしかない。だから、逆にある一定の層に対して仕掛けていき、そこで親しまれつつ、これまでなかった新しい層に広げていくことが大事だという話をしてくれた。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img data-recalc-dims="1" loading="lazy" decoding="async" width="900" height="615" src="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230631.jpg?resize=900%2C615&#038;ssl=1" alt="" class="wp-image-41758" srcset="https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230631.jpg?w=900&amp;ssl=1 900w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230631.jpg?resize=300%2C205&amp;ssl=1 300w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230631.jpg?resize=768%2C525&amp;ssl=1 768w, https://i0.wp.com/145magazine.jp/wp-content/uploads/2023/06/usagyu230631.jpg?resize=730%2C500&amp;ssl=1 730w" sizes="auto, (max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>　海外では特に、キャラクターと子供とは親和性が高いとか。なので、昨今、こういうストリート系のスポーツとこれらのキャラが繋がり合うことは極めて親和性が高いと見ている。このコラボは、国の垣根を超えていくという視点も見据えたものでもあろう。その点からも従来のキャラクターの仕掛けとは少し様相が変わっているのが特徴である。このコラボであれ、NFTであれ、新たな価値を吸引して育てる姿勢を感じた。</p>



<p>　つまり、こういうコンテンツも小さい束で抑えつつ、拡大して大きな動きに変えていくことが大事なのかもしれない。新しい風をここに見た。</p>



<p>　今日はこの辺で。</p>
<p>投稿 <a href="https://145magazine.jp/character-market/2023/06/minto230601/">うさぎゅーんがatmos新宿に出現 ストリート系の人たちと戯れるの巻</a> は <a href="https://145magazine.jp">145MAGAZINE</a> に最初に表示されました。</p>
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