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「ほぼ日手帳アプリ」が正式リリース──スマホの中に“LIFEのBOOK”を描く新しい日常

長く手書きの温もりを伝えてきた「ほぼ日手帳」に、ついに“デジタルの翼”が生えた。株式会社ほぼ日が手がける『ほぼ日手帳アプリ』が、App StoreとGoogle Playで正式にサービスを開始した。

「LIFEのBOOK」を、ポケットの中で。

「ほぼ日手帳アプリ」のコンセプトは、紙の手帳と同じ“LIFEのBOOK。スマホが自動で記録する写真や移動履歴、メッセージなどを、1日1ページの思い出として綴ってくれる。毎日ひとつ「今日の表紙」を選ぶだけで、気づけばあなたの1年が彩り豊かに残っていく──そんな仕組みだ。

ただのライフログではない。

「日々の出来事を“自分の物語”として見つめ直すこと」こそ、このアプリの真意なのだと思う。

SNSが“人に見せる日常”だとすれば、これは“自分のための日常”を取り戻すためのツール。25年間、手帳という形で「生きること」を記してきたほぼ日が、ようやくスマホの世界に足跡を残した。

「センパイ」が寄り添ってくれる日々

アプリの中には、3人のキャラクター「ワンタとモンテ」「エル小」「王ちゃんま」が登場する。彼らは「手づくりAI(人“考”知能)」によって動き、ユーザーに声をかけたり励ましたりしてくれる存在。

“人工知能”ではなく、“人間の想い”で作られたAI。

だからこそ、ときどき意味不明なことも言う。でも、それが妙に愛おしい。使い続けるうちに、キャラクターとの“会話の記憶”もまた、日々の思い出の一部になっていくのだろう。

思い出を手で触れられる形に

アプリで選んだ「今日の表紙」は、手帳サイズにプリントして“現実のページ”に貼ることもできる。その名も「思い出プリント」機能。スマホと紙の世界がゆるやかに行き来する設計は、まさにほぼ日らしい。

テクノロジーが人の暮らしに寄り添うとき、それは“デジタルの優しさ”に変わる。この発想こそ、糸井重里さん率いる「ほぼ日」がずっと大切にしてきた哲学そのものだ。

手帳の未来は「記録」から「対話」へ

「ほぼ日手帳アプリ」は、日々の記録をただ残すのではなく、“その日を生きた証拠”として未来の自分と対話するためのツールだ。スマホを見つめる時間が増えた今だからこそ、その中に“人の温度”を宿したい。

 このアプリが教えてくれるのは、「テクノロジーが人を冷たくする」のではなく、「人がテクノロジーを温かくできる」という、逆転の希望だ。

📱 「ほぼ日手帳アプリ」公式サイト

https://techoapp.1101.com

「ほぼ日手帳」は、25年かけて“書く”文化を育ててきた。その思想がデジタルに宿ったとき、人の記憶もまた、新しいかたちで生まれ変わる。

今日という一日を、明日の誰かに残すために──。

あなたのスマホにも、そっと“LIFEのBOOK”を。

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