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楽天AIがもたらす“セレンディピティ”とAmazonファーマシーが変える医療――EC×医療の新時代が拓く未来

【出演】776FMラジオ 野崎創氏MC「connect」 隔週木曜コーナー「アナザーエディション」

AIで実現する楽天の“セレンディピティ”とAmazonファーマシーが拓く医療の未来【FMドラマシティ「connect」】

77.6FM「FMドラマシティ」で毎週木曜AM11時に生放送されている番組「connect」。エーデルワイスファーム 野崎 創さんが司会を務め、いま注目のビジネスや社会の動向を多彩な視点で深堀りする人気番組です。僕は「アナザーエディション」というコーナーで隔週出演し、取材を通じて得たリアルな事例やトピックをお届けしています。

今回焦点を当てるのは、楽天が「Rakuten Optimism」で示したAIによるセレンディピティ体験の導入と、Amazonがアメリカで開始した「Amazonファーマシー」が日本の医療に及ぼすかもしれない影響。ECが拡張するなかで、医療分野にも変革の兆しが見えてきます。

1. 楽天AIで生まれる“セレンディピティ”体験——リアル店舗を超える偶然の出会い

三木谷さんが語った新たなECモールのコンセプトは、AIを使った意外な商品提案で“リアル店舗的な偶然の出会い”をネットで実現すること。

  • 楽天AI 7Bの活用: 生活スタイルや消費行動を解析し、ユーザーが漠然とした要望をしても期待以上の選択肢を提示
  • “両親の還暦祝い”で花束以外も提案: 楽天トラベルとの連動で、旅行や体験ギフトなどサプライズ性の高い商品を紹介
  • “セレンディピティ”のECへの導入: 従来は店舗の棚やスタッフ提案による偶然の出会いが、AIの学習機能で再現される

ネットショッピングが“検索・比較購入”から、“思いがけない商品との邂逅”を楽しむ次元へと進化を目指しているのが大きな特徴。

2. Amazonファーマシーの台頭が日本医療を脅かす?

一方、Amazonが始めた「Amazonファーマシー」は薬剤師によるオンライン指導と処方薬の配送をセットで提供するサービス。

  • 慢性疾患患者や高齢者に特に有用: 自宅から薬が手に入り、通院や薬局に行く負担が減る利点
  • ローランド・ベルガー小野塚征志さんの危機感: 将来的に遠隔医療や医療保険事業まで手がける展開が予想され、日本の薬局や医療業界がAmazonに圧されるリスクが高い
  • 本来は日本企業がやるべき?: 海外勢に任せきりにせず、日本の医療システムと連動した独自の取り組みが求められる

ECの巨大プレイヤーが医療分野に進出することで、既存の薬局ビジネスが大きく変わる可能性が高まっています。

3. 新たな時代を示唆するECと医療の融合

楽天のAI化とAmazonのファーマシー参入から見えるのは、ECがより多面化し、日常生活や医療にも深く入り込む状況。

  • ユーザー視点の向上: 楽天AIによる“偶然の出会い”やAmazonファーマシーの“自宅で薬”など、消費者がより便利・驚きのある体験を得る
  • 業界の大変革: 医療業界や薬局が影響を受ける一方、AIセレンディピティで小売業界も新しいビジネスチャンスが生まれる
  • ビジネスモデル再考: 日本企業が海外勢に先を越されないよう、独自の強みを活かしてユーザー起点のサービスを急いで構築する必要がある

ネットショッピングが“日常の買い物”にとどまらず、医療やライフスタイル全般までカバーする流れが、これからますます加速しそうです。

  • 【FMドラマシティ「connect」番組情報】
  • 放送局: 77.6FM「FMドラマシティ」
  • 番組名: connect
  • 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
  • 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
  • PCやスマホで全国どこでも簡単に聴取可能。
  • スマホアプリ: 「リスラジ」 → 「選局」→「776FM FMドラマシティ wonder storage」
  • ウェブサイト: listenradio.jp → 「全国のラジオ局→北海道→radio TXT fm dramacity」
  • (PCの場合Flashプレイヤーが必要)

司会の野崎さんは「メディアが身近になったいま、どれだけ継続して情報を発信できるかが鍵」と強調。僕は“アナザーエディション”コーナーで隔週出演し、この理念を共有しつつ取材の内容をお届けしています。

【まとめ】

  • 楽天のAI“セレンディピティ”戦略: 顧客の生活行動を解析し、思いがけない商品提案でネットでもリアル店舗さながらの発見体験を提供
  • Amazonファーマシーの医療進出: 米国事例を鑑みれば、遠隔医療や医療保険分野にまで拡張する可能性が高く、日本薬局ビジネスに変革をもたらす
  • ECの領域拡大と日本企業の課題: ライフスタイルや医療を含む多領域にECが進出し、国内企業は海外勢に対抗するためにも独自の強みを迅速に活かす必要がある

これからのECは、買い物や情報検索だけでなく、医療やライフスタイル全般に根を張るようになるでしょう。「connect」では、こうした最先端の動きと、それに対する企業・社会の対応を継続してフォローしていきます。ぜひお楽しみに。

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