リアルが止まる今こそ、ネットで切り開く新時代
JECCICAコラム「経済の動かぬ今こそ、ネットを軸に産業革命の時」より
先日、一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会(JECCICA)にて僕のコラムが公開されました。新型コロナウイルスの影響でイベントや外出が大幅に制限され、リアルの場が機能しにくくなった今、ネットをどのように活用して産業や経済を回すかが大きなテーマになっています。今回は、そのコラムから重要なポイントを簡単にまとめつつ、私自身の視点も少し補足してみたいと思います。
1.止まってしまったリアル経済
• 全国の物産展やイベントが中止され、食料品を扱う事業者は在庫を抱えて苦戦。
• 宿泊や観光施設も予約キャンセルが続き、収入が激減。
• 「売る場」がなくなることで、経済活動そのものの機会を喪失しているのが現状です。
Point: 単にイベント再開を待つだけでなく、新しい販路や仕組みが求められています。
2.ネットを生かした支援の事例
• ふるさと納税サイト「さとふる」
→ チケットを先行購入(寄附)する仕組みで観光施設をサポート。利用前でも資金が得られるため、事業者のキャッシュフローを助ける。
• 「クラシル」を運営するdely
→ 飲食店がネットショップを開設しやすいよう、掲載費や販売手数料を無料に。急減した客足の代わりにオンラインで販路拡大を模索。
• 「食べチョク」を運営するビビッドガーデン
→ オーガニック農家を支援すべく、送料の一部を負担し、在庫ロスを最小化。ネット販売だからこそ、リアルの穴を埋めることが可能に。
Point: 「チケットの先売り」や「ネットショップの手数料免除」など、キャッシュを循環させる具体的アイデアが出始めています。
3.視点を変えることで見えてくる転機
コラムでは、長年東京のマルシェで野菜を売ってきた方の苦労話にも触れています。マルシェが中止になり売る場が失われると、ただ「赤字覚悟で出店」を続けるしかなくなりがちです。そんなときこそ**「リアルだから」「ネットだから」**と区切らずに、状況に合わせた販売チャネルやアプローチを考える転機ではないでしょうか。
• ユニリーバが会社説明会をオンラインへ切り替え、参加者数が大幅に増えた例も象徴的。
• 自宅勤務が広がれば、地域格差や満員電車問題が緩和される可能性も。
• 「ピンチはチャンス」という言葉の通り、思い切った発想転換が生産性を上げるきっかけになるかもしれません。
4.145MAGAZINEとしての考え
私も取材をするなかで感じるのは、どんな状況でも“誰かのニーズに応えられる方法”はあるということです。ネットがあれば距離を超え、人々の生活スタイルや消費パターンを変えるほどの可能性がある。だからこそ、今のコロナ禍という厳しい状況も、「新たなビジネスモデルを生み出すチャンス」だと思っています。
5.JECCICAコラムで詳しく読む
今回の内容は、JECCICA客員講師として寄稿したコラム『経済の動かぬ今こそ、ネットを軸に産業革命の時』の要点をまとめたものです。実際の事例紹介や私の詳しい考察は、以下のリンク先でご覧いただけます。
経済の動かぬ今こそ、ネットを軸に産業革命の時(JECCICA公式サイト)
ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
まとめ
• イベント中止や外出制限で経済が停滞している今こそ、ネット×リアルの融合が大きなカギになる。
• 「ふるさと納税」や「クラシル」などが示す事例のように、ネットを通じて先にお金を回したり、余剰在庫を減らす仕組みが続々登場。
• 個々の事業者も“今こそどう変わるか”を考え、業務フローや生産性の見直しをするチャンス。
停滞ムードをただ耐え忍ぶのではなく、一歩踏み出して新しい挑戦をしてみるのはいかがでしょうか。