CROOZ EC Partners ABC-MART 通販アプリ戦略に参画
CROOZ EC Partners 株式会社は、 株式会社エービーシー・マートが提供する、 「 ABC-MART 公式通販アプリ」を開発支援しリリースした。これにより、今後は、 株式会社エービーシー・マートのオムニチャネル戦略パートナー企業として、 戦略強化に関わる企画、 設計、 構築、 運営に参画する。
「ABC-MART公式通販アプリ」は、 株式会社エービーシー・マートが運営するオンラインストアや実店舗に訪れるお客様向けの公式通販アプリ。 これまで、同アプリは、実店舗に訪れたお客様がポイントを貯めるための会員証としての役割の色彩が強かったが、今回、大幅に刷新を遂げることで、 UI/UXをスマートフォン向けに最適化させた。
その上で、印象としては、お客様との関係性を強化する要素が多く、このブランドの価値を認識し、ブランドの発するメッセージに共感している人達との関係をより濃厚で密にしていく。そんなこれからの小売の未来にとって、必要な機能を備えている気がしている。
具体的に触れるなら、アプリから特別商品の抽選申し込みが可能な「抽選機能」や、 家族や友人などとオンラインストアやリアル店舗で利用できるポイントをシェアすることが可能な「ポイントプレゼント機能」などである。リアルネットの垣根を超えて、仲間と楽しむ、買い物のエンターテイメント性が増していると言えるのではないか
その上で、店舗で購入した情報を閲覧できる「店舗購入履歴閲覧機能」など、 オンライン/リアル店舗両方での活用を想定した機能を搭載していると説明していて、この辺はCROOZ EC Partnersが参画することによる真骨頂。
これからの時代を思えば、チャネルに顧客が合わせるのではなく、顧客にチャネルが合わせていき、ふさわしいシーンと関係性を提案し、共感して、お互いでブランドを育む姿勢が必要になってくる。その意味で、スマホアプリを起点として、こういうオムニチャネルに結びつくような小売やブランドは増えてくるものだと思われる。
お店においては、ABC-MARTのように、ブランドが確立されているか否かに関係なく、店として、自分たちのメッセージの核たるところはどこにあり、それがどう商品に結びついて、お客様に満足される世界観を作り出せるかが重要な時代であるということだ。