楽天ペイ レジで 楽天キャッシュ 利用で ポイント還元
「 楽天ペイ (アプリ決済)」で「楽天ポイント」か「 楽天キャッシュ 」でQRコード支払いすると100円(税込)につき1ポイント(1%)の楽天ポイントが還元される。PayPayなどに比べ、外での買い物で電子マネーを使い『 楽天ペイ 』を利用する印象が薄かったが、この ポイント還元 施策は、電子マネーの利用機会を増やしそうに思う。
楽天ペイ 遂に、OR決済強化へ それが 楽天キャッシュ ポイント還元
また、このチャージする際に、チャージ元として「楽天カード」を設定しておくと、「楽天キャッシュ」をチャージした際に、200円(税込)につき1ポイント(0.5%)の「楽天ポイント」が付与されるから、冒頭の施策と合わせると、ポイントの二重取りが可能となり、いつでも合計1.5%のポイントが還元されるというわけなのだ。
すると、楽天ペイをアプリに入れて、楽天カードでチャージ。チャージしたものはリアルの店で決済をするという習慣が根づけば、楽天経済圏のメリットを最大化できるわけだ。なぜ、このキャッシュを強化したのかは下記に準ずる。
楽天ペイ auPAY PayPay リアルで使うのは?
実は、au PAYも下記のような施策を最近、打ちはじめたところ。
ローソンで商品を購入し、カードを提示するとポイントを溜めたり、利用もできた、狸がイメージキャラの「Ponta」である。それが2020年5月21日からau経済圏と連携。貯めていたポイントを「au PAY マーケット」でも利用できるようにしたのだが、これにより、「au PAY マーケット」とお客さんとの接点は1億人にまでのぼるそうだ。
しかも、au経済圏で貯まるポイントも統合されるので、auでんきや、au Payカード(クレジットカード)を使っても「Ponta」ポイントは貯まる。ポンタの利用価値がリアルとネットとインフラを巻き込んで向上した中に、au PAY マーケットはある、と八津川社長。
つまり、このau PAYやPayPayが力を入れ始めているのは「QRコード決済(スマホ決済)」であり、楽天はカードの印象が強いだけに、ここで、楽天キャッシュ=電子マネーで、リアルの場面で利用を促そうとしているわけである。
「楽天ペイ」は合わせて、先日、Suica利用者は、楽天ペイの中で、Suicaを入れられるようになる。それを促すために、楽天ペイ内でSuicaを使うほどに、楽天ポイントが貯まる様にしている。
「楽天ペイ」アプリを使って、全国の鉄道約5,000駅、バス約5万台のほか、交通系電子マネーとして約94万店舗で「Suica」による支払いが可能となる。更に、Suicaの支払い元を「楽天カード」に設定すると、「楽天ペイ」アプリで「Suica」にチャージすることで200円につき1ポイントの「楽天ポイント」を貯められるようになる。
今後も、楽天は楽天ポイントの流通の機会を続々増やしていくものと思われる。
話を聞く限りにおいては、楽天は楽天経済圏での購入金額、回数の増加、それとグループ内のクロスユースの精度を上げることで、企業としての価値を向上させ、売上を伸ばしていきたい意向であり、そのカラーは以前にも増して、強く打ち出していた。
楽天の姿勢はこのポイントの流通を触発させて、全体に還元していく戦略なので、今後、こういったアライアンスを組んでの連携の機会は増えていくものと思われ、利用者においては自分の生活に楽天に限らず、どの経済圏との接点が多いのかを考えておくことが、お得に日常生活を送る上では重要になっている。