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au PAY マーケットとRutenの連携で進む台湾向け越境EC

 

海外進出の足がかりとして挙げられる国のひとつが、親日で文化的背景も近い台湾です。なかでも、中小企業が取り組む際にはリスクを抑えつつチャレンジしたいところ。そこでKDDIとauコマース&ライフは、「au PAY マーケット(au Wowma!)」において新たに**「越境サイト販売プログラム」**を発表し、台湾向け越境ECへのハードルを下げる取り組みを開始しました。

■ 台湾向け越境ECを身近にする仕組み

KDDIは昨年、台湾の大手ECモールを運営する株式会社Ruten(ルーテン)と業務提携を締結。これにより、「au PAY マーケット(au Wowma!)」に出店している店舗は、特別な申し込み不要で、自社の商品情報をRutenに掲載できるようになりました。

さらに、Ruten側が商品情報の翻訳から掲載、台湾の顧客対応までをワンストップで代行。店舗は商品単位・店舗単位で情報連携をコントロールできるため、リスクを最小限に抑えながら海外向け販売を開始できるメリットがあります。

■ 今後の展開:PChomeとの連携

Rutenに掲載された商品は、2020年度内を目処に、台湾最大級の商品数を誇るECモール**「PChome(ピーシーホーム)」グループ**のサイトとも連携される予定です。これが実現すれば、より多くの台湾ユーザーに商品を届けられる可能性が広がります。

■ 台湾は“日本に近い”海外市場

台湾はスマートフォンの普及率が高く、クレジットカード決済やコンビニ決済など日本と似た商習慣を持つため、越境ECの初期導入として最適な市場といえます。すでにネット通販利用が活発で成長率も高く、日本企業の海外進出として比較的ハードルが低いのが特徴です。

■ まとめ

海外市場への第一歩として台湾に着目し、「au PAY マーケット(au Wowma!)」×Ruten連携を活用することで、翻訳や顧客対応といった煩雑な業務を任せながら越境ECをスタートできます。日本に近い市場環境と今後のPChome連携による拡販効果が期待できるため、新しいチャレンジを検討する企業にとって、リスクを抑えた有効な手段となるでしょう。

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