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長崎の老舗「菓舗 いさみ屋」から全国へ──伝統と挑戦が生み出す新たな味わい

創業1955年、長崎県東彼杵郡川棚町に店を構える老舗和菓子店「菓舗 いさみ屋」。65年にわたり地元で愛されてきたこのお店が、いよいよ全国に向けて人気商品を通販で届ける新たなチャレンジをはじめます。「川棚かりん」をネット通販で販売を開始する。

1. 地元に根ざした老舗の歩み

「菓舗 いさみ屋」は、現在2代目の尾﨑勇一さんを中心に、和菓子職人や店舗スタッフあわせて15名で運営。長年培ってきた“地元の味”は、川棚町のみならず県内各地で広く親しまれています。

2. 2代目店主・尾﨑勇一さんの和洋折衷の技

尾﨑さんは高校卒業後、都内の洋菓子店で8年間修行したのち渡仏し、パリ市内のパティスリーで2年間腕を磨きました。帰国後は家業に入り、初代店主から和菓子づくりと経営の基本を学び、2代目として店を継承。

和菓子の伝統に加え、洋菓子の修行で得た経験が組み合わさったことで、「かりんとうまんじゅう」や「あん食パン」など、和洋の魅力を融合させた商品を数多く生み出しています。いまやそれらは、いさみ屋を代表する看板商品として成長しました。

3. 豊富なラインナップとファンに支持される味

店頭では川棚まんじゅうやかりんとうまんじゅうなどの定番商品のほか、冬季限定のいちご大福、リーフパイ、ソフトクッキー、上生菓子、焼き菓子、さらにはケーキまで、100種類以上を取りそろえています。

長崎を訪れた人のお土産としても人気が高く、地域に根ざした“まちの菓子屋”でありながら、幅広い世代から支持を得ているのが特徴です。

4. 全国へ届ける「冷やしかりんとうまんじゅう」

いさみ屋が今回、全国通販の第1弾として選んだのは、一日に2,000個以上を売り上げる人気商品「かりんとうまんじゅう」。これを冷凍してお取り寄せできる形にした「冷やしかりんとうまんじゅう」が、ついにネットでも購入可能になりました。

“揚げたてを味わう”というイメージのかりんとうまんじゅうですが、冷凍のまま解凍して食べると、また違った食感と甘さが楽しめます。冷たいおまんじゅうに、かりんとうの香ばしさとやわらかなあんこが織りなす絶妙なハーモニーは、新しい食べ方の発見です。

5. 日本の魅力を伝えるD2Cへの挑戦

いさみ屋が取り組むネット通販は、いわゆるD2C(Direct to Consumer)の流れに乗った新たな一歩です。創業以来守り続けた菓子づくりの技と、地元で愛される安心感を全国へ届けることで、「老舗の味をもっと多くの人に知ってほしい」という想いを実現しようとしています。

尾﨑さんは「きらびやかな新商品ではないかもしれないけれど、本当においしいと思えるものを、一人でも多くの人に届けたい」と話しています。ネットを通じて広がる“地元の味”は、これからの菓子文化を支える大きな力になるでしょう。

6. 伝統と革新が織り成す未来

1955年から続く伝統を守りながらも、洋菓子の技法や通販など新しいアイデアを積極的に取り入れる「菓舗 いさみ屋」。

一口頬張るとどこか懐かしく、けれど新鮮な味わいに驚かされるのは、尾﨑さんの“和洋折衷”への情熱が形になっているからかもしれません。これからも、川棚町の小さな菓子屋から生まれる“挑戦”に注目が集まります。

お取り寄せの詳細はこちらから

  • 商品名:「冷やしかりんとうまんじゅう(川棚かりん)」
  • 販売方法:公式オンラインショップにて通信販売
  • 備考:冷凍配送、解凍後に冷たいまま召し上がりいただくのがおすすめ

伝統を守り抜きながら、新しいことにも貪欲に挑戦する「菓舗 いさみ屋」。地元で受け継がれてきた“おいしい”を、これからは全国の人が気軽に味わえるようになります。ぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。

 

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