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気まぐれNewsまとめ:象印のマイボトル/ニトリ決算/CBクラウドの処方箋

皆さんご機嫌よう。今日は、先週の振り返りをば。

・マイボトル、飲食店に預けて利用 象印が新サービス( 参考

提携する珈琲屋の専用ロッカーに象印のマイボトルを入れると、そこで好きな飲み物が取り出せて、ロッカーに返せば洗浄もしてくれて、また使えるというものです。その為に最初にそのボトル代を払って、そこからサービスを始めるのです。

これってメーカーの変容だと思うんです。先日も、トヨタ自動車が中古車でサブスクをしようという話が出たくらい( 参考)ですから、メーカーも小売をやろうとしているのか?なんて思ってしまうわけですが、恐らく、そんなつもりはあまりない。

そういう単純な話ではないと思っていて、こういう時代だからメーカーも自分たちに「卸す」以外で「自分たちにしか」できないことはないかと模索しているんです。

だから、売るのではなく、「サービス」を通して、自分たちの商品の価値を伝えるんですよね、きっと。それはデジタル化で相当、現実的になってきています。

ちなみに、象印のこのような話は、小売店ではやれないですよね。小売店は「売ること」専門ですから。

そこで、メーカーが珈琲屋と連携すれば、そちらにも集客的要素でプラスの価値が提供できます。LINEなどでお客様との繋がりを作れて、それはマーケティングデータにもなるから、自分達にもメリットがあります。

自分達にしかできないメーカーによるサービスの可能性はまだあるはずです。僕も関心を持っている部分です。

・ニトリ最高益967億円、経常利益は35期連続増…買収した島忠が売り上げ貢献( 参考 / 参考

ニトリはこれで35期連続増収増益ですが、決算期を変更して、1ヶ月、後ろ倒ししているので、次が資金石かなと。この期で言えば、原料高などがあって苦しい要素も多かったとは思います。

これからの話で言えば、島忠買収でラインナップが増えたところを成長に繋げられるかと、海外の事業の拡大などがポイント。今期7・5%増の1040億円を目指しているそうです。

ビジネスは時代と共にあります。大塚家具が高級ラインで海外の家具などを入れて、比較的お金に余裕がある人たちが購入して栄華を誇っていた時代から、国民全体がその豊かさを失ってそれも変わりました。比較的安価で、手に入りやすいものを買うよう生活スタイルが変化する中で、ニトリは影響力を持ちました。

自社で手がけ、利益率を確保してそれをフックに着実に郊外で足場を固め、今や都心などの主戦場でもその存在感を見せましたが、少し高めの価格帯にも挑戦して、拡大を狙います。そこでも利益を確保し、ビジネスができるか、その手腕はいかに。

・オンライン処方薬、即日配送 物流新興のCBクラウド サイバー子会社と提携( 参考

物流の重要性が叫ばれているのですが、物流そのものからはイノベーションは生まれづらいですよね。その代わり、テクノロジーを持つ企業が物流を活用することで、物流の価値の多様化が進んでいる印象です。

CBクラウドは、買い物代行を事業に据えて躍進しました。今回のニュースでオンライン服薬指導サービスを手がけるサイバーエージェント子会社のMG-DXと提携し、処方薬の即日配送サービスを始めたわけです。

CBクラウドが物流をデジタルをフックに取りまとめているから、彼らが窓口となり、ユーザーと「薬」という部分で繋がるインフラをMG-DXと一緒に作るわけです。

CBクラウドは荷主の幅を広げられます。結局、荷主側から物流の変革が起きているんですよね。物流企業からの威勢のいい掛け声が聞きたいですね。

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石郷学

株式会社 team145 代表取締役 

ジャパンEコマースコンサルタント協会 客員講師 

776.fmラジオ『connect』準レギュラー

Next retail Labフェロー 

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