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気まぐれNewsまとめ:フランスEC「ミラクル」参入/激レアグッズで返礼品

いつものように気まぐれに気になるニュースをチョイス!

・仏「ユニコーン」日本参入ミラクル、ECを総合モール化( 参考

ミラクルというのは、ECのプラットフォームで、そう聞くと、もうあるじゃんと思う人もいるでしょう。けれど、他とは違うのは、メーカーを束ねて、小売も束ねる発想なんです。それでもわかりづらいと思うので、過去と比較して説明します。今までで言えば、仕入れ商品は自分がメーカーや問屋から仕入れる事で成り立っていました。問屋はその中で、ある一定の商品で束ねる事で、一つの箱に複数種類の商品を詰められるようにして送料などのコストと手間を浮かせたわけですよね。

それが、店は自ら商品を作り自らお客様に売るようになりました。D2Cですね。それに対して、このミラクルという振興ECプラットフォームではそういう仕入れに関わる交渉などはせずに「売ることに徹する」ことができます。

つまり、メーカーはこのプラットフォームに卸のような形で一旦、商品を預けます。だから、店側はそこから好きな商品を選んで仕入れて、各々自分のお店の強みを活かして、カスタマイズして売ることができるんです。そうすればお店は商品コストを抑えて商売ができますし、メーカーも売り先を増やして売上を増やせます。かつてでいう問屋とプラットフォームを足したようなビジネスモデルです。なるほど、この視点はありそうで、なかったですよね。

いよいよ問屋って仕事がなくなっていくのではないかという予感もします。

・ファン必見の「激レアグッズ」が返礼品 動物園が奇策で資金調達( 参考

ネットの功績って何かという話です。一部のルートでしか発信できなかったのが、各々企業なり人なりが自ら言葉にして、公にでき、情報として届けられるようにした、そこに功績があります。

すると「お金を支払う」行為も、画一的である必要性がなくなります。商品メニューそのものが多様性に満ちたものになってきます。昔なら、動物園でお金を稼ぐ方法は「入園料」でしかなかったわけですが、それが違うわけです。

ネットを使えば使い道や用途、これからやろうとする事を明確にして、そこに関わるお客様にとって恩恵を提示して、支払いを求めることができます。一律の入場料ではない形で、それよりも高く支払う可能性が出てくるから、売上面、利益面の双方から、メリットが出てきます。

それをここでは取り入れたというわけです。ファンビジネスと直結する部分ですが、サービスの内容を画一化するのではなく、ファン一人ひとりに向けたものにしていく事にすれば、こういう切り口で粗利の高いビジネスができるわけです。

今回、動物が使用した遊具というのは万人受けしませんが、ファンには堪りません。これができるようになったのがネットの功績だと思います。そうすると、企業とユーザーはより画一的であるより、深い関係性の中で理解し合いながら、何を提供できるかを考える必要があるよ、という話になります。

 

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145はマガジンは「ヒットの生まれ方と育て方を考えるメディア」。キャラクターなどのコンテンツ関連と新しい小売りの最新情報、商品開発の実態を追うメディアです。
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石郷学

株式会社 team145 代表取締役 

ジャパンEコマースコンサルタント協会 客員講師 

776.fmラジオ『connect』準レギュラー

Next retail Labフェロー 

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