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日記:撮りたいものは何かから逆算してカメラのレンズを合わせる

何気なく、この間、写真家の幡野広志さんが、写真の撮り方に関して、「いい写真を撮ろうとするのではなく、撮る価値のあるものを撮ればいいんです」と話していたんですよね。

 例えば、検索して、綺麗に撮れているものをそのまま、自分で真似して撮ろうとするんですと。それだと続きませんと。
そうかと。僕は思ったわけです。撮りたいものは何かを突き止めて、そこから逆算して、カメラのレンズを合わせればいいんだなと。
 これ、不思議な話ですけど、ライターの古賀史健さんが「ライターというのは文章が上手な人ではありません」っていっていた事があって、それと写真の撮り方の話は同じじゃんって。
 つまり、文章の技術でも、小綺麗に写真を撮れる方法ってことじゃない。書こうとするイメージがなければいいものが書けないように、撮ろうとするイメージがないといいものが撮れないんです。
 そう考えると、表現するって、何かを感じる自分になるって事なんですよね。感じて初めて、それを見てくれる人の視点で、どうやったら伝わるかを自分で考えるようになる。
 ペンなり、カメラを握るのは、それからだと。不思議だな、全部同じなんだ。

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145はマガジンは「ヒットの生まれ方と育て方を考えるメディア」。キャラクターなどのコンテンツ関連と新しい小売りの最新情報、商品開発の実態を追うメディアです。
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石郷 学

株式会社 team145 代表取締役 

ジャパンEコマースコンサルタント協会 客員講師 

776.fmラジオ『connect』準レギュラー

Next retail Labフェロー 

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