1. HOME
  2. News
  3. 取組実行
  4. 経済・企業戦略
  5. 人の役目とは?ソフトバンクロボティクス サービィ に想う

人の役目とは?ソフトバンクロボティクス サービィ に想う

ソフトバンクロボティクス サービィ

 これからは、店の在り方、人のやるべきことが変貌する予感がしている。例えば飲食店はお客様が来るのを待ち、料理を提供するだけではなく、サービスとして何を提供するかに、人の頭を使う、という具合だ。昨日も ソフトバンクロボティクス 株式会社が、配膳・運搬ロボット「Servi( サービィ )」を発表しているのだが、ほぼ人間の役目が置き換えるもので、ただそれは「仕事が奪われる」というよりは、人間の役目をもっと違うところに向けよということなのだと思う。

 「Servi」は、飲食店やホテル・旅館、小売店などで従業員と共に働くことを目的に開発された配膳・運搬ロボットであり、簡単な操作で配膳・運搬ができ、従業員がより多くの時間を接客に充てることができる。

 ここまで来たのか、と思う仕様で、3DカメラやLiDARなど高性能の各種センサーを装備することで、前方死角なしで、人はもちろん、靴やかばんなど、小さな物を滑らかに避け、料理などを安定的に運ぶ。60cmの狭い通路も通り抜けもスイスイ。人とのすれ違いもスムーズである。

 テーブルや天井に目印などを設置する必要がないため、容易に導入できる。目的地を選んでタップするだけのシンプルな操作で、指定した場所へ自動で移動。配膳・運搬後は重量センサーが料理などが取られたことを検知し自動で戻るという万能ぶり。

 360°どこからでも料理などの運搬物を載せられ、総積載量も35kgと、重い食器や複数の料理なども一度に配膳することが可能。さらに、複数目的地の巡回機能で商品の訴求をしたり、遠隔での操作もできるなど、お店のシチュエーションに合わせて柔軟に活用できるのだ。

  飲食店ホールスタッフの大きな負担だったキッチンとホールの往復作業などを大幅に削減でき、より多くの時間を接客などに使えるので、業務効率を最大化しながらサービス品質を高められ、飲食店での実証実験では、従業員の接客時間を2倍に増やせるとの結果も出ているそうだ。

 ドライな言い方になるが、飲食店やリアルのお店もそうだが、スタッフの中には、「立っているだけ」の時間がなくはないと思うが、それがダメとは言わない。ただ、その売り場などで「立っているだけ」の時間を別のところへ人員配置して、「立っている」だけではなく「考える時間」に向けて、その店の価値の向上に向けるべきではないだろうか。その観点から言えば、ルーチン作業にあたる部分は、このようにテクノロジーに任せるべきところもあるように思う。

 勿論、人がやることで意味があるものも認めつつ、ただ今までがそうだったからという理由だけで、続けるよりは、こういうテクノロジーを取り入れ模索することに未来があると思うのだ。

関連記事

「145マガジン」は、小売業界とキャラクターコンテンツに焦点を当て、魅力的な商品や売り場に活気をもたらす人や企業に迫り、その裏側にあるドラマを追うメディアです。
詳しくはこちら

最新記事

京都の高級食パン!宮原華音が初体験するその味は?

人気記事アラカルト

過去の記事もみてみよう

2020年9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

メルマガ会員登録してメディアに参加!