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配送 現場での ドライバー の “キツさ”を軽減する技術革新

 配送 の現場で ドライバー 不足と業務の“キツさ”が取り沙汰されて、いて、それがコストを押し上げ、店においては粗利の部分とも直結して問題となっている。それ故、配送業者も「配送そのものの効率をよくしていかなければならない」という課題があって、僕はそれを改善する動きとして、CBcloud社に注目した。というのも、3月初旬、開始したばかりの「SmaRyu」というサービスはそれを解決しようとする仕組みだったからだ。

なぜ ドライバー の“キツさ”を軽減し、 配送 を救おうとするのか

 「SmaRyu」を考える上で、まずCBcloud社が実施している「PickGo」というサービスについて着目したい。これは、荷主と軽貨物自動車を有するフリーランスドライバーを即時につなぐもので、15,000名以上(2019年10月時点)のフリーランスドライバーが登録している。次いで、今年から一般貨物自動車を保有する一般貨物自動車運送事業者とのマッチングも開始。その幅を広げようとしている。

 ただ、配送のマッチングは同時に社会問題も抱えており、マッチングに力点を置きすぎると、配送側の負担が増える可能性が高くなるからだ。この点、CBcloud社は、ドライバーファースト、運送事業者ファーストの立場から、「多重下請け構造による実運送者の利益減少」および「ドライバーの長時間労働などの劣悪な労働環境による若手労働者の減少」をしようというところに、価値があると思っている。

 まさに、その課題解決に「SmaRyu」が果たし、具体的には「SmaRyu Post」では宅配事業者の業務効率化を、「SmaRyu Truck」では運送事業者の業務効率化を推進していこう、ということになる。

SmaRyu Postは初心者でもノウハウを吸収

 まず「SmaRyu Post」の活用により、下記の図の通り、宅配経路・荷姿を考慮した車内の荷積み位置指定、配達先との個別事情や関係性など、熟練ドライバーのノウハウを継承する機能を搭載しており、初心者のドライバーや担当者でも滞りなく業務を実施することが可能となる。

 例えば、宅配の現場課題の一つとして、伝票の住所を紙の地図上に配置し手作業で毎日配送ルートを作成している。このようなルート作成、荷積みには独自のノウハウが必要となるが、熟練度の高いドライバーの確保は難しく初心者が対応すると配送効率が上がらないといった課題があるのだ。

 「SmaRyu Post」は、このような課題に対峙し、クローズドテスト期間中に得られた配送実績をデータとして活用し、独自のアルゴリズムによるルーティングを行った結果、配送前の準備時間を50%以上短縮し、初心者ドライバーの配送効率を60%以上高めるといった検証結果も実証できたというのだ。また、ASKUL LOGISTと共同で実施したクローズドテストでは、期間中の運行便数・荷物量は運行便数が約6.5万便、総配送貨物量は約300万個(2020年2月中旬時点)という実績を記録し、宅配効率の改善を実証している。

 さらにその活用により、宅配経路・荷姿を考慮した車内の荷積み位置指定、配達先との個別事情や関係性など、熟練ドライバーのノウハウを継承する機能を搭載しており、初心者のドライバーや担当者でも滞りなく業務を実施することが可能となるとしている。 

SmaRyu Truckは業務の効率化

 次に「SmaRyu Truck」は業務のデジタル化・可視化により運送事業者の業務効率化を支援しようというものだ。これは運行中、動態管理システム「ichimana」の機能を踏襲し、車両の現在位置、配送状況、ドライバーのステータスをリアルタイムで可視化し、コミュニケーションコストを削減するもので、スマートフォンと専用アプリの活用により、運行管理者とドライバー間の配送指示、配送完了等のコミュニケーションもデジタル化し、運行に関わるアクシデントや工数の削減を実現するわけだ。

 2019年末に実施したトライアルでは、運行管理者とドライバー間の電話連絡回数を75%削減。(ドライバー1人当たり1日平均 約10回を2.5回に削減) 配送状況が可視化されることにより、急なスケジュール変更・指示が容易になるなど、現場担当の業務改善に寄与する効果が実証されたという。

 まさに、今ネット通販の周りで起きていることは、ネット通販の中だけではない。その周りの例えば、物流の変革すらも促して、そこに働く人が無理のない環境を作り、効率化を図ることは急務である。

 それは相対的にそのコストを抑えて、結果、それがネット通販の事業にも跳ね返ってくるからだ。ドライバーに関わる人たちもこうした情報を吸収しながら、売る側もこういう視点を踏まえながら、配送の重要性を踏まえて、商品の仕入れ、開発など粗利を考慮しながら、どう活用するのがベストなのかを考えることが大事なのだと思う。

今日はこの辺で。

(参考)例えば、ヤフーはヤマト運輸と連携している。

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